今夏、地方競馬全国協会から3歳ダート三冠の整備と、その三競走においてJRA所属馬が出走できる旨が発表されました。
発表時期が6月下旬と、本格的なセリシーズン到来直前とあって
今年のセリではダート血統の馬が高値で取引されるケースも見られ
特にセレクトセールでダート血統馬が例年より高額で落札されたのを見た時には
時代の流れにフィットする早さに驚かされました。
そして先日、3歳ダート三冠の詳細や、古馬も含めた全日本的なダート体系の整備策が発表されました。
ジャパンダートダービーが名称を変更し、秋に移動することはすでに発表されていましたが
ダート三冠に向けた前哨戦の整備
そして、古馬では年間を通したローテーションを組みやすいように
ダートグレード競走の施行時期がいくつか動かされました。
特に、TCK女王盃は施行時期が1月中旬から4月上旬に変わるだけでなく
開催場が大井から園田に変更され、「兵庫女王盃」として歩みます。
また、名古屋グランプリと名古屋大賞典は開催時期が入れ替わる形で
しばらくは頭がこんがらがりそうです。
とはいえ、現状では特定の時期にダートグレード競走が偏るなどしていたため
この改革でダート路線の整備が一歩進んでくれることでしょう。