はい!現場の大恵です

有馬記念と有馬温泉

「神戸のどの辺りの出身なの?」

出身地を聞かれ、「兵庫県」とは頑なに答えず「神戸!」と言うと
たびたび聞かれる質問です。

神戸市と言えど広い、ということをよくご存知なのでしょう。

その推察通り、私が生まれ育ったのは神戸市北区。
いいように言えば「関西の軽井沢」ですが
分かりやすくいえば「山の中」。
「有馬温泉の近く」という言い方もよくします。

毎年、ことの季節になるとスポーツ紙を賑わわせるのが
「有馬の女将予想」

有馬記念の「有馬」はファン投票によるレースを発案した有馬頼寧氏の名前に起因しますが
普段、競馬に親しんでいない人からは
「有馬温泉から近い阪神競馬場で有馬記念が行なわれるんでしょ?」
と言われることもしばしば。

そんなことにちなんで、有馬温泉の女将たちによる予想も繰り広げられていると思われますし
かつては、友人の女将もこの紙面に登場していました。
(夫婦で競馬ファンなのです!)

そして、今年はついに“有馬記念イヴ”に有馬温泉に行ってきました。

・・・というのは、こじつけで。
実は、新型コロナウイルスに関連して
自治体による観光産業復興支援があり、年内はお得に宿泊できるため
ちょっと遅めの母の誕生日祝いを兼ねて有馬温泉に泊まってきました。

旅館から街中へ送迎してもらう時
「有馬は初めてですか?」
と聞かれ
「あ・・・◎◎に住んでいるので、よく来ます(笑)」
「それはご近所ですね」
という会話がなんだか恥ずかしいような、楽しいような。

鉄が酸化して黄土色になった金泉に浸かりながら考えるのは
やはり有馬記念のこと。

タイトルホルダーに注目しているのですが
内枠が圧倒的有利の有馬記念コースにおいて
さて、大外枠がどう出るでしょうか。