先週の小倉2歳ステークス。
パドックをぼんやり見ていると、1頭だけ小柄な馬が目に留まりました。
スリーパーダという2歳牝馬。
ふと、電光掲示板を見上げて馬体重を確認すると、404kg(+4kg)。
最近は300kg台のメロディーレーンが強靭なスタミナを武器に活躍する姿が人気ですが
ここでは1番人気のショウナンマッハが490kg。
そんな馬たちと一緒に周回する姿を遠目に見ると小柄な馬体が気になったものの
7月の小倉で新馬勝ちを収めたということは高い能力の持ち主。
どんなレースをするのか、初めて生で見られることを楽しみにしていました。
すると、中団から運んで直線は内からよく伸びて2着。
さらに兄姉を見ると、オークス馬シンハライトや2歳から活躍したアダムスピークなどが名を連ねます。
そういえば昔、友人がアダムスピークが2歳12月のラジオNIKKEI杯を勝った時
表彰式を見ながら
「この血統は早くから活躍すると思う」
なんて話していたことをふと思い出しました。
(その根拠はいまだに不明ですが)
ちっぽけな固定観念に捉われない大切さを
ひしひしと感じさせてくれた1頭のレースでした。