はい!現場の大恵です


センテニアル・パーク

先週、グランドオープンした京都競馬場に行ってきました。

センテニアル・パークと銘打たれているだけあって、場内は随所に「公園」のような雰囲気が感じられる演出がされていて
旧パドックである円形広場では晴天となった初日、腰を下ろしたり寝ころんだりピクニック気分で競馬を楽しむファンがたくさんいました。
スタンド内や馬場まで行かなくても、目の前に大型ビジョンがあってレースを見られるという立地もいいですよね。

ここから新たな歴史が紡がれていくのだなあ、と改めて感じました。

 

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新・京都競馬場

いよいよ明日、京都競馬場が2年半の改修工事を終えてオープンしますね。

少し前に報道陣向け内覧会に参加しました。
楕円形に生まれ変わったパドックの芝生部分にはアルファベットではなく、あえて漢字で「京都競馬場」の文字。

スタンド内のトイレや自販機の場所を示す案内看板には透かし模様が施され
フロアによっては壁にお着物のような装飾も。

スタンドは新しく生まれ変わりましたが、京都らしい和の心があちらこちらに根付いていて
素敵な雰囲気でした。

さあ、ここにたくさんのファンの方々が来て、どんな化学反応を起こすのでしょうか。

入場やイベント参加などあらゆる場面でスマホが必要なようなので
充電コードやモバイルバッテリーを必需品として明日の開幕日には持っていこうと思います。


桜の儚さ

先週の栗東トレセンでは桜が綺麗に咲いていました。

 

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同じ時期に咲くゆきやなぎは長い間、可憐な白い花を咲かせて街を彩るのに対し
桜は儚く、見ごろを迎えたと思ったら数日のうちに散ってしまいますね。

その儚さと移りゆく早さを見ていると、平家物語の冒頭の言葉が頭をかすめます。

競走馬もある意味で似ているのかもしれません。
人間の寿命を物差しに考えると、競走馬の現役期間の4~5年は短い部類に入るでしょう。
ピカピカのランドセルを背負って小学校に入学した子供が卒業するより前に引退する牝馬も多い、ということになります。

あるいは、ディープインパクトのようにデビューから引退まで、そのすべてで輝き続けたとしても彼の現役期間は2年。

だからこそ、桜と同じように惹きつけられるものがあるのでしょうね。

話は変わりますが、ここ最近、阪神競馬場の桜の見ごろは桜花賞ではなく大阪杯に1週前倒しになったような肌感覚があります。

昔むかしは都市伝説で
「阪神競馬場の桜は桜花賞で満開になるようにドライアイスや焚火で調整されている」
なんてまことしやかに囁かれていましたが、あれ?と思い調べてみると
この時期の平均気温も最高気温も10年前より上がっていました。

温室効果ガスが排出され、地球温暖化が近い将来に迫っていると言われても実感がわきませんでしたが
「平均気温が上がる」と言われていた意味を桜の開花時期で改めて感じています。