はい!現場の大恵です

調教師試験合格者

今朝10時。

トレセン事務所やスタンドなど、至るところに「調教師試験合格者」の紙が張り出されました。

毎年、この季節が近づくと「今年の本命候補はこの人じゃないか」という
真偽のほどが定かではないけれど、各々が合格しそうな人を好き勝手に予想しはじめます。

「もう何回も二次試験に受かっているらしいよ」
「あれだけ熱心に勉強しているんだから、そろそろ受かってほしい」

そんな周囲の期待や、本人の願望も入り混じってトレセン内の声は形成されるように思います。

それだけ注目度の高い調教師試験。
今年の合格者の中で断トツの注目を集めたのは言うまでもなく福永祐一騎手でした。
日本ダービー3勝をも挙げるビッグネームが調教師に転身とあって
お父様の名を冠した重賞・福永洋一記念が行われる高知県ではローカルニュースでも取り上げられたようです。

一方、個人的に「きゃあ!」と喜びの声を上げた合格者は河嶋宏樹さん。
中竹和也厩舎で調教助手をされている河嶋さんに知り合ったきっかけはダコールの取材。

以来、実家が近くで親近感も沸き、コロナ前は他愛のない話もよくしていました。
ただ、コロナ禍で私自身、トレセン取材ができない期間が2年近くあり
気づけば持ち乗り助手だった河嶋さんは攻め専助手へとなっていました。

そんなことすら知らなかったので、調教師試験を受けていたことを合格発表を見て知る次第。
だから、「きゃあ!」には驚きも含まれていたのですが
とってもとっても嬉しい報せでした。

これからは「河嶋先生」と呼ぶ日が来るのかな?と考えるとちょっぴり不思議な気持ちになりますが
真面目で、真っ直ぐな河嶋さんが素敵な厩舎をつくっていくこと、とても楽しみにしています。

 

参考リンク:ダコールと河嶋助手