はい!現場の大恵です

週刊文春

騎手や調教師に取材して、インタビューやコラムを書くことが仕事のほどんどを占める筆者。

トップジョッキーなどは毎週、テレビの取材を受けることもあってか
分かりやすく的確なコメントをしてくださいますし、
関西の気さくな気質もあってか、調教師には面白いコメントを用意してくださる方もいて
いつも心の中でものすごく感謝しています。

最近は少しづつ私も「コメントをする立場」になることがあって
それは大体が高知競馬に関すること。
端的に分かりやすく伝えてくださる騎手や調教師には程遠く、ひたすら高知競馬愛をずーっと喋っている感じなのですが
それを担当のライターさんがいつも上手くまとめてくださっていました。

そんな状況で舞い込んできたのが
「今村聖奈騎手の活躍ぶりについてお話をお願いします」
という、週刊文春さんからの依頼。

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇー---!!!

というリアクションに必然的になってしまいますよね。

女性騎手という枠組みを超えて、
一人の有望新人騎手として日に日に注目度が増す今村騎手。

そのすごさを語るにふさわしい方々がたくさんいらっしゃると思うのですが
担当ライターさんが偶然にも私が担当した短期連載やコラムを読んでくださって連絡をしてくれたとのこと。

「どうしよう、どうしよう。
どうやったら今村騎手のすごさをライターという私の立場から伝えられるだろうか」

と悩み、一生懸命言葉にできたのはわりとフツーのコメントでした(苦笑)。

当の本人ではなく、同業者や先輩でもない、
でも、客観的に見ることができる取材者という立場からのコメントが欲しかったのでしょうが
表現力が乏しくてごめんなさい…という気持ちです。

いやぁ、改めて日頃、取材させていただいている騎手・調教師のみなさんのコメントのすごさ、
そして新人離れしたコメント力と彼女の世界観を投影したような表現ができる今村騎手ってすごいなぁと感じた次第でした。