はい!現場の大恵です

中山記念

2月末をもって7名の調教師が定年に伴い引退されました。

藤沢和雄調教師を筆頭にGIなどの大舞台で活躍馬を輩出してこられた方々。
JRAホームページにまとめられた「主な管理馬」を見るだけで
いろんな思い出がよみがえります。

そんな中、藤沢厩舎が渾身の3頭出しをした中山記念は
パンサラッサがハイペースの逃げから粘り込み、見事重賞2勝目を挙げました。

序盤でトーラスジェミニがついていっていたので
「あれ?陣営は大逃げ宣言をしていたけど、意外と引きつけての逃げなのかな!?」
なんて思っていましたが、よくよく見ると超縦長。

そして、前半1000m通過は57.6秒という超ハイペース。
速いラップで逃げて持久戦に持ち込み、開幕週の中山の馬場も味方につけてのレースぶりには爽快感を覚えました。

ついて行ったトーラスジェミニは最下位に敗れましたが
同日に発表された黒船賞JpnIIIに選定されました。

高知は日本一と言っていいほど砂が深く
遠征馬も移籍馬も、初高知はかなり苦戦が強いられますが
雨が降って馬場が軽くなれば妙味が出るのではないかと感じています。