はい!現場の大恵です

コンビ継続

京都記念はブービー人気のアフリカンゴールドが重賞初制覇を飾りました。

半兄のアフリカンストーリーは2014年、
ホッコータルマエやベルシャザールも出走したドバイワールドカップの勝ち馬。

その血統背景に加え
3歳夏には2連勝で兵庫特別(3歳以上1000万下クラス・当時)を勝って菊花賞に駒を進め
一気に注目度が上がった記憶があります。

当時から「お兄ちゃんは7歳でドバイWCを勝ったからね」
と、アフリカンゴールドにも伸びしろを期待していた西園調教師。

4歳で去勢されたことから、やんちゃな性格と高い能力に
陣営がずっと向き合ってきたであろうことが窺えます。

これまで先行するレースもありましたが、その時は結果が出ず、
しかし馬の状態とタイミングがマッチしたのか、あるいは相性か
2走前の中日新聞杯はかなり促しながら先行してもバテずに2着。

「促して行っているといっても、体力を消耗しているわけではありません」

と国分騎手は話し、
続く日経新春杯も先行して踏ん張って5着
そして今回の京都記念は逃げて勝利を掴んだのでした。

継続して騎乗できたからこそ、さらに自信を持って積極的な競馬ができたのでしょう。

4コーナーでじわじわと後続が近づいてきた時には手に力が入りましたし
直線半ばで勝利を確信すると、なんとも言えぬ爽快感がありました。