はい!現場の大恵です

ステップアップ

昨日から2022年の中央競馬開催がスタートしました。

金杯で乾杯

なんてよく言いますが、なかなかそんな経験をしたことはなく(苦笑)。

そんな中、中山金杯ではレッドガランが勝ち、
斎藤新騎手は自厩舎の安田隆行厩舎で重賞初制覇。
さらに安田厩舎はJRA重賞50勝目と、節目の勝利でした。

その2着に外から差してきたのは7番人気のスカーフェイス。

この馬、2020年のヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド阪神第1戦に出走し
地方・大井所属の吉井章騎手を背に差し切り勝ちをしていたんです。

吉井騎手はこの勝利が決め手の一つとなり、
YJS総合優勝を果たしました。

この時、スカーフェイスは1勝クラスだったのですが
6月に2勝クラスを、11月に準オープンを勝ち
YJSから1年経たずしてオープン入りを決めました。

上のクラスになるほど、勝ち上がるのは至難の業ということは明白で
それぞれ昇級3戦目で勝つなんて、すごいなぁと感じます。

YJS勝利から出世した馬というのは他にもいて
2019年シリウスSや20年名古屋大賞典を勝ったロードゴラッソもそう。

同馬は18年のYJSファイナルラウンド中山第2戦を地方所属の松木大地騎手(当時高知、現兵庫)で勝つと
年明けの伊丹Sで連勝を決めてオープン入りしたのでした。

 

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▲YJS中山ファイナル第2戦を勝った時のロードゴラッソと松木大地騎手

 

YJSというと、若手騎手たちの戦いというイメージが強いですが
競走馬もここからステップアップして重賞戦線で活躍しているんだなと
改めて感じた2022年の金杯でした。