先週17日の東京ハイジャンプ。
粘り込みを図り、人馬ともに重賞初制覇をかけたホッコーメヴィウス・黒岩悠騎手と
1年4か月ぶりのレースで勝利を目指すラヴアンドポップの接戦に
手に汗握りました。
4分の3馬身差で制したのはラヴアンドポップ。
障害入り後、1年以上にわたる休養が2回あった馬ですが
2018年秋、障害初勝利を挙げてすぐに出走した阪神ジャンプステークスではアップトゥデイトに半馬身差まで迫る2着でした。
当時、ライバル陣営からは
「アップトゥデイトも強いけど
ラヴアンドポップも強いよねぇ。
大きなところを勝てると思うよ」
という声が聞こえていました。
2回の苦難を乗り越え、手にした2つ目のジャンプ重賞のタイトル。
無事であれば、またこれからの活躍が楽しみな1頭です。
そして、翌日の秋華賞。
アイドル的人気を誇るソダシは敗れてしまいましたが
同じ勝負服のアカイトリノムスメが優勝し、
改めて金子真人オーナーの血統の底力を感じました。
白毛馬の活躍も世界的にすごいことですが
両親ともに三冠馬という馬が、期待に応えてGIを制覇するというのもまたすごいことですね。