残暑厳しい…どころではないくらい
10月に入っても関西は暑さが収まる気配がありません。
先週のスプリンターズS当日は
阪神競馬場でトークショーに出演させていただいたのですが
汗が滴り落ちて目に入って、イタっ‼︎
となってしまいました。
(ということは、見に来てくださったファンのみなさんも
レースをしていた馬も騎手も厩務員さんも
大変な暑さだった…ということですね)
今週の水・木曜日の栗東トレセンも
日が昇りきる前までは涼しさを感じるものの
やっぱり暑かったです。
で、いつくらいだったでしょうか。
少し前にトレセン内を自転車で散策していたところ
「ウォーキングマシン村」なるものを発見!
美浦トレセンでは
一昨年の春、新たにできた「北の杜」エリアの新築厩舎に
ウォーキングマシンを設置している厩舎が何軒かあります。
そちらでは厩舎がコの字型に配置され
中央に広場が確保されているため
各厩舎の采配でミニ運動場として活用したり
ウォーキングマシンを設置したりしているのです。
一方で栗東トレセンは横一列の馬房配置のまま。
(美浦に先立って順次、
古い厩舎から新築への移転を何年もかけて行っているところで
新築厩舎は横一列馬房)
そのため、ウォーキングマシンを置ける場所はかなり限られているのですが
昨秋、小崎憲厩舎が設置しました。
スペースの都合上、4頭用のややコンパクトサイズになりますが
大きな話題となりました。
そして今回、ウォーキングマシンが集められた「村」が完成。
「うちも利用しています。
ウォーキングマシン内の前扉に近い位置でしっかり歩く馬が多いんですが
中には後ろ扉に催促されながら
のんびりマイペースで歩く2歳馬もいます(苦笑)」
と、ある厩舎。
活用が始まっています。
また、安田翔伍厩舎は
開業時から使用していた古い厩舎から
最近、新しい厩舎へ引っ越したのですが
(開業2〜3年目で新しい厩舎に引っ越すパターンが多いです)
リフォームの際に厩舎前庭にウォーキングマシンを設置。
ウォーキングマシン自体は牧場や地方競馬では以前から使われているので
新しい物ではないですし
飛躍的に能力アップにつながる最新兵器
というわけではないですが
“古くて新しいモノ"が広がりを見せています。
写真は先週から調教復帰した難波剛健騎手と障害練習から帰ってきたキタサンサジン。