「全国的に警報レベル」と言われるほどインフルエンザが流行っています。
先々週には戸崎圭太騎手がインフルエンザで乗り替わりになったほか
栗東トレセンでも先々週~先週は罹患したという調教師や厩舎スタッフがチラホラ。
私も気を付けて小まめに手洗いをするなど予防に努めていたのですが
びっしりインフルエンザになってしまいました・・・。
お仕事関係のみなさまにはご迷惑をおかけしてしまって申し訳ございません。
最近はインフルエンザ診断キットをあらかじめ配布し
自宅で判別できるようにする試みがスタートしたとか。
軽度の風邪で病院を受診して、そこでインフルエンザをもらってしまうリスクが嫌で
この時期は病院に行くことを避ける人も多いですもんね。
予防も含めてインフルエンザについて世間ではいろいろと議論されていますが
競馬界も例外ではありません。
南関東では今冬、複数の騎手がインフルエンザにかかり
騎乗変更が相次いだ日がありました。
南関東の場合は騎手の人数が多いため、なんとかカバーできましたが
2年前、高知では次々に騎手がインフルエンザやその疑いで倒れ
レースで乗れる騎手がたった14名になってしまったことがありました。
馬はいるのに騎手がおらず、レース成立が危ぶまれる事態。
結果的に、兵庫から中田貴士騎手と鴨宮祥行騎手が助っ人として騎乗しに行き、開催することができました。
調整ルームやサウナ、検量室など狭い空間に一緒にいることが多いため
体力のある騎手といえど、感染してしまったのかもしれません。
予防接種をしても100%感染を防ぐものではないだけに
その対策は難しい面が多分にあるなぁと感じます。