明日から2日間の日程で行われるヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド取材のため、東京に来ています。
明日27日は大井で2戦
明後日28日は中山で2戦が行われ
着順に応じたポイントで総合優勝が決まります。
28日にJRAで競馬が行われるのは今年が2年目。
売上げや入場人員などどんな感じになるのでしょうか。
ちなみに、有馬記念翌日で振替休日だった24日は軒並み地方競馬の売れ行きが好調で
名古屋グランプリはレース単体では従来レコードを約1.8倍更新する好調っぷり。
その好調の要因は日程的にJRAファンが買いやすかったこと
地方競馬ネット投票で発売していたこと
武豊騎手が1番人気に騎乗したこと
・・・などいろいろあるでしょう。
また、少し前に「景気回復局面が『いざなぎ景気』を超えている」と報道されました。
地方競馬の売り上げを聞くと、それを実感します。
最後に地方競馬が廃止されたのは2013年の福山競馬。
以来、廃止の危機に瀕していた競馬場もなんとか持ち堪え、売り上げを回復させ、賞金アップが可能になるまで回復してきました。
それだけに、今日発表された岩手競馬の薬物問題による開催取りやめ(12月30日~1月7日)は残念で悔しくてたまりません。
調教師や騎手、厩務員、岩手に愛馬を所有されているオーナーにとってはその思いはひとしおでしょう。
単年度黒字が確保できなければ廃止という条件の下、年末年始開催ができないことの重みは想像に難くありません。
単年度黒字という条件を、今回ばかりは例外として救済措置をとってくれないものか、とも願います。
でも、それよりも願うのは原因究明。
何も明らかになっていない状況なので、邪推は避けたいところですが
今回4頭目の禁止薬物(アナボリックステロイド)陽性馬が発生したのがこれまでの水沢とは違って盛岡競馬場とあって
達増拓也 岩手県競馬組合管理者は
「岩手競馬を標的とした故意的なものである可能性が高まったと考えられることから、競馬組合として、1日も早く原因を究明するため、警察捜査に全面的に協力する」
とのコメントを発表しました。
アナボリックステロイドは筋肉増強剤。
もしも意図的に、また悪意を持って投与した人がいるのだとしたら
別の競馬場などでも起こり得る可能性のあることなだけに
一刻も早い事態の収束を願うばかりです。