酒場で話しては、いけない三大話しとは、野球、政治、宗教と相場が決まっているが、マスターは全然平気で何でもあり。
たまに、我らが安倍ちゃんに関して、罵り合いまで仕出かすのだから、自棄っぱちの人間は強い 笑。
三大タブーの中では、一番罪が浅いのは野球。
自他共に認めるオリックスファンだが、まず勝つのを諦めている分だけいたってクールだ。
関西で最大勢力を誇る阪神タイガースのファンには、「選手は頑張ってるけどファンが酷い。もう少し上品に応援したまえ」とシラッとした顔で云うが、この親父に何を云っても無駄と匙を投げられているのだから、面と向かって怒るお客さんはいない。
その阪神タイガースが、交流戦悪夢の5連敗。
週末の金曜日、携帯を見ながら飲んでいたお客さんが、「やった!勝った!」と大喜び。
非常に結構な事である。
「マスターさん、おはようございます。梅雨はまだですかね?このまま夏になるんじゃないでしょうか」は熊本天草出身○原さん。
「そったら事はねえんじゃねえの。多分史上最大に遅い梅雨が来週辺りに来るだろう。大体が梅雨から夏と来るシーズンになりゃ〜お宅みてぇなお達者倶楽部は、篩に掛けられてあの世に持ってかれる可能性があっから気を付けろョ」と、相変わらず朝から憎まれ口を叩いている。
「はい、はい。世間様にご迷惑掛けないように行かせていただきます。ところで本日の狙い目は?」
「阪神7R隼人のアイメッドイットはどうだ?単勝で10倍、複勝でも5倍は付く。馬の力はあんだ。隼人の野郎がチビッた乗り方をすっから一勝クラスに居てるだけだぜ」
「お言葉を返すようですが、三津屋J今年まだ0勝なんですが。リスクが高過ぎますせんか?」
「たわけ!競馬なんてリスク以外になにがあるんな?単勝に1万!複勝にこれまた1万。そろそろ勝つ順番が回って来るってもんだ」と結論付けた。
阪神タイガースは一丸となって連敗を止めたが、三津屋Jは連敗を止めて勝つ事が出来るのだろうか……….さて。