Chinaが半泣きである。
トランプおじさんのUSAが、交渉決裂を受けて2000億ドル相当の中国製品に対する関税を、10%から25%に引き上げると声明。
対抗措置を講じると云っているが、世界の景気がどうなろうと知った事じゃない、俺様のメンツがファーストプライオリティのトランプおじさんにとっては、やれるもんならやってみろ!でしかない。
正直なところChinaはUSAに白旗を掲げ、後は、落とし所を探すしかない。
そんな状況なのである。
「マスターさん、おはようございます。GWが終わってやっと腰を落ち着けて競馬が出来ますね」は、熊本天草出身○原さん。
「失敬な野郎だな。俺はいつでも腰を落ち着けて、全身全霊で馬券を買ってるョ。バット!結果が伴わねえだけだ。1日の内で競馬の事を考えるのが5割、ダイビングの事を考えるのが3割で、後は適当さ〜ね。晩飯をなんにするかぐれえかな」
「お店の事とかは考えないんですか?」
「考えるだけ無駄だ。どうせ儲からねえんだから、来たい人が来りゃ〜いいんじゃねえの。土下座したってお客が増える訳じゃねえ。それに、俺の場合、行儀の悪ぃ奴が来ておちゃらけてたら、ぶっ飛ばしてお縄になる可能性まである」。
このヤル気の無さは問題だが、マスター15年以上の浮き草稼業で、どうやら思うところがあるようで……….。
「そったら事はどうでもいいだろ。問題は今日の馬券ョ。京都3R、不動の軸は現在、単勝1.4倍和田竜のスリーカナロアなのは、芦○崇信幼稚園ひまわり組の真司君でもわかる。しかし1.4だぜ1.4。勝ちきれねえからまだ未勝利でチョロチョロしてんじゃねえか。展開も向くのは承知の助だが、ナンボなんでも売れ過ぎだ。相手は友君のディープサドラーズ。京都1600内回りは捌くのがチイとばかし骨だが、一気に突き抜ける可能性があるのはこの馬だけだ」
「馬券はどのように?」
「馬単1と15の折り返しを平に1万づつ。最初は枠連の1ー8、8ー8を考えたが、張りをどう捻っても儲からねえからョ」と結論付けた。
ChinaはUSAとタメで勝負する事は能わぬが、マスター、北村友Jのデープサドラーズならスリーカナロアとゴッすんで勝負出来るとの見立てだが………さて。