『無法松の一生』by ヒデオムラタ
小倉生まれで 玄海育ち
口も荒いが 気も荒い
無法一代 涙を捨てて
度胸千両で 生きる身の
男一代 無法松
空にひびいた あの音は
たたく太鼓の 勇駒
山車の竹笹 堤灯は
赤い灯に ゆれて行く
今日は祇園の 夏祭り
揃いの浴衣の 若い衆は
綱を引出し 音頭とる
玄海灘の 風うけて
ばちがはげしく 右左
小倉名代は 無法松
度胸千両の あばれうち
泣くな嘆くな 男じゃないか
どうせ実らぬ 恋じゃもの
愚痴や未練は 玄海灘に
捨てて太鼓の 乱れ打ち
夢も通えよ 女男波
GWを迎えて、マスターの地元神戸市東灘区もお祭りモード。
例年、だんじりが街を練り歩く。
今年は平成が終わり、令和始めての、だんじり巡行なのである。
「マスターおはようございます。土曜日新潟の3 R、菜七子J2着でしたね」は競馬友達のK君。
「そうよな〜、本線枠の4ー7にバシバシ買いが入って、あっと!気が付きゃ〜2.7だぜ。よっぽどドデン買いで、菜七子を2着付けの3連単をいてこまそうかと思ったが、慣れねえ事はするもんじゃねえと大人しく枠連にしたって寸法だ。あ〜あ、3連単20点張りで自動的に万券ゲッチューだったが、欲張りな事は云いますまい。3ー7の枠で930付いた。3万買って4万と6千5百の払い戻しなら良しとしようじゃねえの」と、満更でもないマスター。
「今日は、平成最後の『天皇賞』で勝負ですね」
「そりゃ〜そうなんだが、早い時間のレースでも気のあるお馬さんが日産タントいる。京都1Rプリンスのウィズリー、3Rシュタルケのスギノボルケーノ、5Rデムーロのゴルトマイスター。こりをオッズと相談しながら単複中心でいてこます。メインの『天皇賞』は、エタリオウから、スタミナ不足でチイとも強いと思えねえが、ルメールで無視出来ないフェールマン枠の2ー7で元返し。勝負は2枠から4.5.6枠だろう。土曜日の勝ち1万と6千5百を、1週間の予算10万にプラスして、ねっきりはっきり張り付ける!」と気合い充分である。
無法松顔負けの乱れ打ちで勝負を掛けるマスターだが………..さて。