統計不正問題で政府与党が防戦を強いられる中、我らが安倍ちゃんを支えるセメント屋の大将がまたやらかした。
地元の国会報告会で、「産まない方が問題である」と発言。
これまでも数々の失言を繰り返し、その度に釈明やお詫びを繰り返して来たにも関わらずである。
最も、発言の全文を読むとなかなかいい事を云っているのだが、今まで散々虚仮にされて来たマスコミは、お得意の切り取りで国民を煽りまくりだ。
セメント屋の大将の問題は、自分は大金持ちだし、庶民の事なんて知るか！が透けて見える事であろうか。
そもそも政治家としての能力はない。
2008年、第92代内閣総理大臣に就任し、麻生内閣を組閣する。
首相就任の際、「日本を明るく強い国にする」。
幼稚園児並みのスローガンだ。
2009年第45回衆議院議員総選挙で惨敗。衆議院第1党の座から転落し、同日夜に退陣を表明。
自由民主党総裁を辞任し、同日の臨時閣議にて内閣総辞職を決定。
政権を野党の民主党に明け渡す事となる。
敗軍の将で、苦渋に歪んだ顔がテレビに映し出される度に、多くの人が「ざま〜見ろ！」と喝采を送った。
ところがである、第46回衆議院議員総選挙で自民党が政権を奪還。
まもなく成立した第2次安倍内閣では副総理兼財務大臣兼金融担当大臣として再入閣。
以来、いいたい放題、やりたい放題。
予算委員会で、自分が追求されてもニヤニヤ。
あまりの態度の悪さに、野党議員に「何がおかしいんですか！」と、詰め寄られる始末。
要するに、世の中を舐めまくっているのだが………..。
まさかあの敗軍の将が復活するとは……まるでゾンビなのである。
「マスター、おはようございます。もう沖縄ですか？」は競馬友達のK君。
「5時起きでプレーンに飛び乗ってさっき那覇空港についたばっかだ。19度らしいが暖ったけえョ」
「土曜日の京都7Rは参りましたね」
「ああ、参った！参った！の成田山新勝寺だ。まさか祐介のフラッテリがあげいに楽逃げで完勝するとはョ。康成もだらしねえ。1.4倍の1番人気を背負ったもんだから安全運転にこれ勤めんだから。普段なら必ず買っているゾロ目の8ー8を、デムーロの影に怯えて……….。金曜日の夜には、『メガフレア？いらねえョ。過剰人気以外のなにもんでもねえ。あややのズバッと！で切る』と、商社マンのY君に宣言してたのに…….」と、お得意の言い訳三昧、寿司ざんまいである。
「今日は『京都記念』ですよね？」
「『共同通信杯』はアドマイヤマーズの独断場だろうが、さすがに7頭立てじゃ〜どうする事もナッシング。ありゃ〜馬券を買うレースじゃなくて、見るレースだな。『京都記念』は、内からプリンスのパフォーマプロミス、祐介のスティフーリッシュ、竜二のタイムフライヤーの組み合わせで決まると思うが、枠連を買おうにもタイムフライヤーの8枠に康成のマカヒキがいて取ってもブタの喧嘩でトントンだ。海外遠征でハートがブロークン。『札幌記念』では２着に踏ん張ったが、『秋天』『有馬記念』では馬券愛好家の「そろそろ復活だ！」の願いを裏切っての大敗。俺ぁ〜もう終わってると思うが、これがまた売れてんだよな〜。さっきオッズを確認したら4、7倍で2番人気だってョ」
「オッズは正直ですから復活があるんじゃ〜」
「かもね、かもね、そうかもね！のトシちゃんだが、ここは切るしかねえ。馬連で行こう。スティフーリッシュからパフォーマプロミスに2万と5千。同じくスティフーリッシュからタイムフライヤーに2万と5千。タテ目パフォーマプロミスとタイムフライヤーに1万でいてこます』と結論付けた。
セメント屋の大将じゃあないが、マカヒキが復活すると、目も当てらない事態となるがさて…………。
