北新地競馬交友録

開き直り

自民党総裁選に立候補している我らが安倍ちゃんと、イッシー事石破茂元幹事長による論戦が14日再開。
報道各社からの安倍ちゃんへの質問は、『森友・加計学園』問題に集中したが、「国民が疑念を持つのも当然」「慎重に謙虚に丁寧に政権運営にあたりたい」「文書の改ざんは二度とあってはならない」云々。
安倍ちゃんは、先の通常国会で繰り返したように、紋切り型の釈明に終始した。
極め付けは、「嫁が名誉校長になったのは反省しなければならないが、一銭も貰った訳ではない」と胸を張る始末。
開き直って胸を張るのは、いくら議員の殺生与奪の権を握って盤石の基盤とは云え(≧∀≦)
長きに渡る平成の世でも、最大級の開き直りであろう。
我らが安倍ちゃん!随分と気合いが入っていると云わねばなるまい。

「マスターさん、おはようございます。明日から恒例の沖縄詣でですか?」
「おう!ユー達の辛気臭い顔は見飽きた。あ〜あ!日本の何処かに貴方を待ってる人がいる〜の百恵山口ョ。那覇にゃ〜愛しの愛ちゃんが待ってくれてるんだ。幸い、台風も南にそれてダイビングも何とかなるだろう」
「よくそんなお金がありますね?」
「アベノミクス!アベノミクス!しかねえじゃん。昨日も株があがってるだろ。本業と競馬だけなら、とっくの父さんであの世行きョ」なんて剣呑な事を、シラっと云うところが、まだ、懐に僅かの余裕はあるようで………。

「寿司不毛の地と云われている沖縄で、数少ないうめえ寿司屋と評判の若狭の次郎○寿司に予約入れてるんだ。愛ちゃんが寿司は好きだけど、大概回ってるいるのしかイートした事がないと泣きを入れるもんでョ」
「私達も長い間、お寿司とはご縁がありませんが」
「うん、とてもじゃねえが老人のユーと、お宅のK君にゴチなんて出来ねえョ。間違って馬券が出会い頭、そんな時しかあるめえが」と、至って冷たく突き放すマスター。

「今日は馬券買うんですか?」
「当然だろうが!阪神6R友のヴァルディノートだ」
「え!ヴァルディノート?先月エライ目に合ったんじゃないですか?」
「まともにスタートが決まれば、デムーロのディキディキで何にもねえが、どうせまた出遅れる。チャーチタウンの楽逃げに焦って、早めに他の馬が仕掛けりゃこっちのもんで、友が突っ込んで来るはずだ」

「何回走っても3着ばっかりですが?」
「それでいいんだ。だから単勝が付くんじゃん。発表!単勝に1万!複勝に3万。逆立ちしても好位になんて付けれねえんだ。開き直ってケツから行きゃ〜いいんだョ。友にとっても小倉のリーディングがフロックでなかったのを証明する大切な一戦だしな。今回は決めてくれる!」と結論付けた。
我らが安倍ちゃんが仰け反るぐらいの開き直った騎乗を、北村友一Jにキボンヌのマスターなのだが。
さて……………..。