北新地競馬交友録

迷惑

気象予報士の荒木真理子さんが14日に更新したブログで、2歳の息子と飛行機で北海道に向かったところ、着陸4分前に息子が「降りたい!」と言い出し、隣の客から「うるさいんですよ!」と抗議を受けたことを明かした。
これに対して、「日本人の子供に対する寛容の無さ、当たり前に不自然を求める大人、自分たちが子供だった頃のことを棚に上げてる」「気にしないで、気持ちの小さい人ですよ」「子連れに厳しすぎ」「親が一番気を使っている」「日本は社会で育てるという意識が少ない」などと荒木さんを激励する声が多く寄せられたらしい。
お宅達、猛暑でオツムがおかしくなったのかと云いたい。

実際に飛行機に乗ると、子供連れと遭遇する事が多々ある。
何が悲しいのか、気に入らないのかは不明だが、泣き叫びまくっている。
大の大人なら、即通報されてお縄になる状況だが、子供だから仕方ないとお咎めはなし。
席が空いていたら移動も出来るが、満席で逃げ場のない飛行機では地獄である。
「ほれ、ほれ、おじさんが怖い顔して睨んでるよ。○○ちゃん静かにしなさい」なんて親まで湧いてくる始末。

知り合いの方で、「小さい子供は、基本制御不能です。ですから飛行機には乗せません」と云い切っておられた方がいた。
この方は、子供が聞き分けが出来るようになるまでは、移動は全て車。
出身の福岡に帰省する時も、大渋滞に巻き込まれるのは覚悟の上で、新幹線すら使われなかった。
「人に迷惑掛けるなんて我慢出来ません。自分が反対の立場で、どれだけ不愉快でも文句が云えませんし、それに甘えるのは嫌ですから」が理由。
素晴らしい方である。

「孫の顔を田舎の親に見せたい」これは、理解が出来るが、似合わないリゾートファッションを嬉しそうに着込んで、観光丸出しなんだから、「何もそんな小さい子供を連れて飛行機乗る事はないだろう」としか思わない。
正直、意見のひとつやふたつをかましたいところだが、前出のオツムのおかしい人間が溢れていて攻撃されるから、ついつい耐え忍んでいるのが現状だ。
泣き叫ぶ子供に罪はない、罪はあるのはそんな子供を連れ回す親にあるのは間違いないのである。
人に迷惑掛けんなよな!(怒)

「函館名物『函館記念』は混戦だろうが、ルメ公のトリコロールブルーが一枚上との見立て。野芝にも実績があるし、函館にたんといるジョッキー、謙一、康太辺りがリーディング争いをしているが、CoCo壱番で当てになるのはルメ公だろう。発表!トリコロールブルーの単勝に2万、複勝に4万を張り付ける。これが外れりゃ〜当分競馬は休みだ」とマスター、エイヤーで張り付けたが………。

「第4コーナーから直線!先頭はエテルナミノル!エテルナミノルが先頭!追って来たエアアンセム!200を切った!外からサクラアンプルールも突っ込んで来る!一番外からブレスジャーニー!前はエアアンセムに先頭が変わった!サクラアンプルールが並びかける!エアアンセムか!ゴールイン!函館記念エアアンセムが制しました」
1着 エアアンセム 藤岡祐介J
2着 サクラアンプルール 田辺J
3着 エテルナミノル 四位J
6着 トリコロールブルー ルメールJ

沖縄のダイビングクルーザーの上で、ラジオ日経の中継を聞きながら、直線で大本命のトリコロールブルーの名前が一度も呼ばれない事態に憮然とした表情で海を睨みつけるマスター。
ナンボ何でも3着は確保するだろうと思っていただけにそのショックは大きい。
ホテルに帰ってレースリプレイを見て、「ルメ公の野郎!ちいともヤル気がねえじゃんか。あったらのんびり走って何の自信があるんない。暑いところは嫌だと北海道に逃げ出したような奴を信用した俺が馬鹿だった」と競馬友達のK君にボヤキのLINE。

「そうですよね。まさかルメールJがあんな淡白な乗り方をするなんて心中お察し致します」の返信に、「お察しして貰っても一円も返ってくる訳じゃねえョ。買えば来ない、見切れば突き抜ける。今年はルメ公の野郎にどんだけ損させられてるか。ミッテラン大統領に文句云ってやる」
「マスター、いつの時代ですか。今はマクロンです」
「あ〜あの25も年上の中学時代の先公と結婚した変人か。まっ事フランス人てぇのはロクなもんじゃねえな」とディスってみても、外れ馬券が当たりになるはずもない。

飛行機でピイヒャラ泣いている子供の親じゃないが、ルメールJ!あんまり迷惑掛けないでくれたまえだ。