学校法人『森友学園』への国有地売却を巡る文書改ざん問題で、激震に見舞われた国会。
追い詰め切れない野党の質問はまどろっこしくて、「お!気合い入ってんな」と思わせるのは、ラーメン好きな小池さんぐらいだが、与党の質問はほとんど時間の無駄。
『西◯砲』などと云われて喜んでいる某国会議員などは、猿芝居?いや小芝居を見ているようで情けなさの極みである。
そんな中、日本全国に馬鹿を曝け出したのが、元NHKアナウンサーの和田某。
答弁に立っている太田君が、民主党・野田政権発足時に、主計局次長から7人いる秘書官のうちの1人に起用されていた事から、「増税派だから、アベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために、意図的に変な答弁をしているんじゃないですか?どうですか?」と質問。
これには流石に穏和な太田君も半ギレ。
「いや…、お答えを申し上げます。私は、公務員として、お仕えした方に一生懸命お仕えするのが仕事なんで…。それをやられるとさすがに、いくら何でも、そんなつもりは全くありません。それはいくら何でも、それはいくら何でもご容赦ください」
財務省が我らが安倍ちゃん嫌いなのは、そこいらの中坊でも知っているが、これは和田某があまりにも程度の低い筋書きを無理くり作り上げている。
「少なくとも、その種のレベルの低い質問というのはいかがなものかというのは、軽蔑はします」セメント屋の大将も、開いた口が塞がらないと云った風情だ。
日本で一番オツムのいい大学の法学部を卒業し、1983年に当時の大蔵省に入省。
財務省のエースと目される太田君の答弁が光っていた。
「いくら何でも、いくら何でも、いくら何でも」、心情を素直に吐露するワードを3回繰り返す辺りなんぞは、なかなかのものである。
そんな中、「いくら何でもご容赦ください」になってしまったのが、大阪北新地のマスターだ。
土曜日の『若葉賞』単勝1.2倍のルメールJタイムライヤーが吹っ飛んで、「馬なんて幾ら研究しても無駄。あえて拘るなら厩舎だろう。栗東の藤原英厩舎がズンない勢いだ。早くも20勝で全国リーディングを独走。先週は一気に6勝を挙げた。昨日の土曜日も、ルメ公のエンヴール、友のアッフィラート、とどめは初ダート、ミスターメロディがプリンスで『ファルコンS』をぶっこぬいてやがんの。悪人面してるが、いい仕事してますね〜だ」
「え〜と本日は、『スプリングS』にエポカドーロが出走します」との競馬友達K君に、「そうよ、それそれ。屋根の圭太は最近イマイチだが、藤原英の勢いはそれを補って余りある。どうせルメ公のステルヴィオが人気だろうから、結構付くんじゃねえの。単勝1万、複勝5万でいてこまそう」と結論付けたマスターだったのだが…….。
「第4コーナーから直線!コスモイグナーツ先頭!リードは3馬身もみるみる差が詰まる!エポカドーロが馬場の真ん中から伸びて来る!」
それを見て一気にボルテージMAXのマスター、「キタ!キタ!キタ!圭太!ええど!ワショイ圭太!ワショイ!ワショイ!」と大絶叫。
「エポカドーロ先頭だ!内からはハッピーグリーン!200を通過!坂を上る!これらをめがけてステルヴィオ!」
「ヤメレ!ごらルメ公!ヤメやがれ」
ステルヴィオの凄い脚色に怒声を上げるマスター。
「先頭!エポカドーロ!捉えるか!ステルヴィオ!並んだ!並んだ!2頭並んでゴールイン」
「マスターさん、際どいですね」は熊本天草出身◯原さん。
「てめーは馬鹿か!5万%負けてるよ。こっちとら40年以上競馬見てんだ。スローを見るまでもねえ」とひとっぱたき。
エポカドーロの単勝が5.3倍だから、5万3千円が「サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ」になってしまった。
「ルメ公の野郎俺に恨みでもあんのかよ〜。賞金足りてるんだろ。あったら必死こく必要がどこにあるんない?無理して脚でもいわしたら切腹もんだぜ」といい泣きが入っている。
5万円の複勝は的中したが、儲けは僅か3万円と云うのだから泣けて来るのは致し方ない。
ハナ差で5万円以上が吹っ飛んだマスター。
理財局の太田君じゃないが、まさに「いくら何でもご容赦ください」だ。
皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。