『大相撲初場所』横綱白鵬関に続いて、横綱稀勢の里関の休場が発表された。
稀勢の里関の休場は5場所連続6回目で、横綱の5場所連続休場は14年ぶりである。
去年3月の春場所で2場所連続の優勝を果たしたものの、その場所で左の胸や腕などを痛め、その後も相次ぐけがのため夏場所以降、途中休場を含め4場所連続で休場していた。
再起をかけて臨んだ今場所、5日目の19日に平幕の嘉風関に敗れて3連敗を喫するなど、ここまで1勝4敗と序盤から苦しい土俵。
場所前の稽古では、我らが熊ちゃん事大関高安関と連日30番以上相撲を取ったほか、成長著しい若手の北勝富士関や三役経験豊富な嘉風関のもとへ精力的に出稽古に。
得意の左からの攻めも見せていて「体調はよくなっている。戦う準備ができた」などと話し、再起を懸けた場所だけにショックは小さくない。
体調云々より、勝てない事での精神的負担は半端ないはずである。
休場の決断は、1勝4敗でこれ以上みっともない姿を晒したくない。
そんな気持ちからではないかと思うのだが……。
「マスターさん、おはようございます」と熊本天草出身○原さん。
「なんでえこんな朝早くからよ〜」
「なんでえって?土曜日ですよ、土曜日。競馬でしょ」
「あ〜もう来ちゃったの。こっちとら、ちょいと暖かくなってホッと一息付いてたところだがね。競馬なんてやらなくていいじゃん。まあ〜飽きもせず毎週よくやるよな〜」
一昨年の儲かっている時は、まだかまだかと待ち遠しかった週末が、こんなにブルーになるとは、お釈迦様でも弁天様でも思うまいである。
「年明けの『京都金杯』はとったぜ。僅か2千ばかしの儲けだったがよ。その後がいけねえよ〜。『万葉S』はタマモベストプレイに飛ばれてアウト。レース後、屈腱炎かなんかで引退だってよ。無理して出る事ぁなかったんだ、人に損させやがって。してから『シンザン記念』はデムーロのファストアプローチが出遅れからの4着でまたまたアウト。先週の土曜日は栗東将棋部の応援馬券であちゃ〜。トドメは日曜日『紅梅S』で、ルメ公の1.6倍シグナライズが太にドカン!と差されて、馬券が鼻もかめないゴミと化した。へ!1勝4敗だってよ。下がっちゃ怖い柳のお化けたぁ〜この事だがね」と尽きる事のない愚痴が続いている。
「休むのも勝負の内とも云います。明日はご贔屓の古川Jのテイエムジンソクが出ますし、今日はお休みと云う事で」
「たわけ!買わなきゃ損が取り返せねえじゃねえか。買うよ!え〜買いますとも。買や〜いいんだろ。発表!中京1R3着以内の括りなら、前目に付けれる極のキングブラックと雄太のボードウォークの2頭だろう。これをいわせるとしたら初ダート真一郎のタカラトゥーン、康太のエスケトロ、暁のナリタリュウぐれえだ。中京ダート1800は行ったもん勝ち。よってワイドならまず極と雄太で大丈夫なはずよ。オッズが2.4も付くなら喜んで!の頑固炉で2万。その2頭の内で信頼度が高いのは雄太のボードウォークの方だ。万が一極が吹っ飛んだ時の保険でボードウォークの複勝に2万。締めて4万でご機嫌伺いといこうかい」と結論付けた。
競馬は嫌だ嫌だと云いながら、中京の1Rをチョイスするなんて、どんだけ検討してんだよ〜(>人<;)
1勝4敗で休場した稀勢の里関は正解だろうが、馬券が1勝4敗で絶不調のマスター、無理して買う事ないのに。
本当に馬鹿なんだから!