トランプおじさんが、ホワイトハウスで演説し、公式にエルサレムをイスラエルの首都と認め、国務省に対しテルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する手続きを始めるように指示した事が明らかになった。
これを受けてメディアは「USA中東政策の歴史的転換点」との報道が流れるニュースを見ていたマスター、「何のこったい?」とまるで興味が湧かないし、ネットの記事を読んでも文字面を追うだけで、殆ど内容が腹の中に収まらない。
『北新地のどのクラブのホステスが可愛いいか?』
『あの店のホステスは追い剥ぎみたいなのが揃っているから、気を付けなければいけない』そんな情報や知識なら豊富だが、そもそも中東に関しての知識がまるでないのだから、事の重大さが理解出来る訳がないのである。
バット!歳を重ねる毎に知識欲が泉のように湧き出て来ているマスター。
お金はまるでないが、時間なら幾らでもあると、イスラエルの国家の成り立ち、そもそもパレスチナとはなんぞや?中東諸国との関わり合い、現在のエルサレムの状況、過去のUSAの政策etc。
かれこれ3時間ばかし、スマホと睨めっこして出した結論が、「こりゃ〜また戦争になるかもしんねえ」
中東諸国は万歳三唱のイスラエルを除いて、ほぼ全てが反発。
そればかりか、「極めて危機的な状況が加速するだろう」とドイツのシグマール・ガブリエル外相を始め、イギリス、フランス、当然の事ながらプーチン兄貴のロシアも大反対。
ローマ法王フランシスコじいちゃんまで出張って来て、「エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地がある随一の街だ。私はこの数日間の状況に強い懸念をもっている。エルサレムの現状を尊重すべきと、あらゆる人たちに呼びかけたい」と演説。
半島の刈り上げくん。
あのスモールロケットマン1人でも手に余っているのに…….大丈夫か?
今回トランプおじさんの演説は、いくら公約と云っても当然先延ばしするとタカを括っていた世界の国々にとっては、驚愕の出来事なのである(〃ω〃)
マスター、日曜日の『チャンピオンズC』を、「発表!フルキチ先輩にテイエムジンソクで漢になって欲しいが、1枠のプリンス騎乗ケイティブレイブも怖い。御誂え向きに7枠には差し展開になれば確実に突っ込んて来る拓弥のサウンドトゥルーがいる。4枠と5枠も無視は出来ねえから、枠の1ー7が大本線で4万と5千。1ー4、1ー5、4ー7、5ー7、7ー7を各1万。まさか、まさかの1ー1を5千押さえよう。締めて10万で勝負を賭ける」と結論付けたのだが……..。
「さ〜第4コーナーから直線!残り400の攻防!先頭はコパノリッキー!がっちりマークするテイエムジンソクがその外!ケイティブレイブも追い込み体制だ」
ポン!とスタートを決めたコパノリッキーに、番手から満を辞して並びかけようとするテイエムジンソク、3番手がケイティブレイブなのを見て、「よっしゃ!1ー7確定!26万いただきまちた!」と神戸元町ウインズにマスターの絶叫が木霊する。
「コパノリッキーまだ先頭!2番手はテイエムジンソク!3番手ケイティブレイブ!この3頭の叩き合いか!外からゴールドドリームが脚を伸ばして来る」
「なんじゃ!ありゃ!ムーア来るな!来んじゃねえ」と悲鳴を上げるマスター。
「コパノリッキーか!テイエムジンソクか!ゴールドドリームだ!ゴールドドリーム捉え切ってゴールイン!ライアン・ムーア!ライアンムーアだ」
枠の1ー7のオッズが5.8倍で、ほぼ手にした26万円をバシッと叩き落としたのがライアン・ムーアJ。
枠の5ー7も押さえで買っているものの、払い戻しが10万円以上も違えば、マスター怒り狂うのかと思いきや……..。
「あの追い方見たか?他のジョッキーとは、月とスッポン、クジラとメダカ、釣鐘と提灯だ。いや〜いいもん見せて貰ったぜ」とサバサバした様子。
「マスターさん、馬券も的中した事ですから、お寿司でも行きますか?験がいいですもんね」と競馬友達のK君。
「誰〜れがじゃ、何でじゃ〜。5万7千しか儲かってねえのに、寿司屋に行ったら3万はぶっ飛ぶじゃんか。おめー達にボランティアばっかやってられっか。ところでK君よ〜7枠から買ってんだろ。馬券見せろよ」
「いや、お見せする程のもんじゃないです」
「いいから見せろって」と人様のポケットに手を突っ込んだマスター。
「こ!この野郎!1ー7、4ー7、5ー7を平に1万買ってんじゃねえか。3万で15万の払い戻しとは許せねえな。人の真似しやがってよ〜」
「すいません」
「大将!うにとイクラをガッチリつまみで宜しく哀愁。こいつらは巻きと玉子でいいよ」
「先週に続いて儲かりましたね!」
「あ〜こいつがな。今日はゴチになるから思いっきり食うぞ!トロのいいとこもいっとくか」
「マスター、お手柔らかにお願いします」
「い〜や!許さねえ」
トランプおじさんの発言、ムーアJの怒涛の追い込み、どちらも驚愕だが、ご馳走になるくせに平気で高い物ばかり頼むマスターも驚愕だ(笑)
皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。