10月31日はハロウィン。
そのメッカと云えばモチのロンで東京渋谷である。
今年も、仮装を楽しむ若者などが集まり、駅前を中心に深夜まで大混雑となった。
あるテレビ局が参加者の年齢や職業のアンケートを現地で行っていたが、圧倒的に高校生だ。
それはそうであろう、まともな大人が恥ずかしくてあんな格好が出来る訳がない。
安く騒ごうと云う少しばかりオツムの弱い、それこそコギャル達が大集合なのだ。
ボリスメンまで悪ノリで、ウエアラブルカメラを装着した警察官を巡回させたほか、『DJポリス』が英語を交えて誘導にあたるなど、過去最大規模の数百人態勢で警備をしたと云うのだから馬鹿げている。
東京の盛り上がりぶりに触発されたのか、さらに地方でも自治体が音頭を取ってハロウィン!ハロウィンと騒いだと云うのだから世も末だ。
名誉の為に都市名は隠すが、1番笑ったのが「ハロウィン参加者には、イノシシ汁をお振る舞い」
いくら収穫祭とは云え……..イノシシ汁とは(//∇//)
おバカなコギャル達も、ムーブメントに乗り遅れまいとする地方自治体も何を考えているのか、意味不明なるなりである。
「マスターさん、おはようございます。今週は3日間開催ですね。楽しみです」
「ばっかじゃねえの。2場開催にして3日もやるなら、3場開催で2日でいいじゃねえか。これはJRAがジワジワと俺達のマニーをカッパごうと云う作戦よ。日曜日の夜にはオケラ虫にされたおとっさん達が、街をゾンビのように彷徨うって寸法さ〜ね。乗っかっちゃ〜馬鹿見るのがオチだ。俺ぁ予算をキッチリ守って3日間で10万以上はびた一文使わねえぞ」
熊本天草出身◯原さんが、「使わないんじゃなくて、使えないんじゃ」なんて恐ろしい事を云うはずもなく、「さすがですね。何十年も馬券買ってる方は違います」ズケ取りに余念がないんだから、まっ事持って馬鹿げた会話である(*´Д`*)
「G1『阪神ジュビナイルフィリーズ』の前哨戦、『KBS京都賞ファンタジーS』は今後の楽しみの為にも買わないといけませんね」
「俺がもっとも苦手とするレースだ。こったらコギャルの駆けっこに命より大切なマニーを張るのは腰が引けるが、軽くジャブを打ってみっか。京都1400は先行馬天国。竜二に乗り替わりのコーディエライトが前に行けて末もシッカリしているから、3着までの括りなら信頼出来る。相手は多すぎて困るが、スグルチャンのアマルフィコーストが2歳馬にしてなかなかのレース振り。このワイドに1万と7千行こう」
「随分と中途半端な金額ですね」
「だろ〜。一発大駈け要注意がモズスーパーフレアだ。前走『小倉2歳S』は菜七子ちゃんに興奮したのか、マルコメが行き過ぎて豊に名を為さしめたが、この馬の力をあなどっちゃ〜ダチカンぞ。単勝を3千押さえる。あれよ、あれよと云う間にゴール!なんて事態が発生する可能性が充分あるからよ」と結論付けた。
随分と小張りだが、ハロウィンで浮かれるコギャル達と同じぐらい、何を考えているか判らないのが2歳牝馬のレース。
控えめが正解かもねマスター(╹◡╹)