北新地競馬交友録

割らなくても

衆議院選挙が佳境だが大勢はもう決してしまっている。
ならばお楽しみと云えば、各候補の動静を伝える報道だ。
「この薄毛〜!」で一躍全国区の知名度をゲットした豊田某。
「どうせ出馬しても落選だわ」で大人しくしているのが普通なんだろうが、このオバサンはそんな事ではブレない。
「あ!薄毛のオバサンだ!」キッズ達に後ろ指を指されても動じないどころか、キッズに突撃。
強引にその親との握手に持ち込む戦術を発動中だ(//∇//)
更に凄いのは、男性通行人の靴ひもがほどけていたのを見つけたオバサンは、足元にしゃがんでヒモを結んだと云うのだから徹底している。

ドブ板選挙ならぬ奴隷選挙だが、そんな折れないハートのオバサンがショックを受ける事態が多発。
埼玉4区在住の県政関係者によれば、「地名度が上がったせいで、人が集まることは集まってくる。でも、彼女のことが怖いのか、皆ちょっと遠巻きに眺めていることが多い。そんな『離れた聴衆』に、豊田さんは何とか近づこうとする。すると、彼女を避けようと聴衆の人波が割れるんです。十戒で知られるモーゼの『海割れシーン』を髣髴させる光景でした」
こうした「モーゼシーン」が何回も繰り返されているのだと云うから漫画みたいな話しである。
「海が割れるのよ 道が出来るのよ」
浪速の歌姫、よしみ天童も仰け反るぐらいど迫力。
オバサン!少しだけ好きになったかも(笑)

「小学生とウサインボルトほど差があるド鉄板がいる。ズバリ東京『プラタナス賞』のルヴァンスレーヴよ。ソエが出ていて調教がめっちゃ軽いらしいが、モノが違うよ!モノがよ〜。しかも屋根がイタリアの伊達男デムーロだぜ。鼻歌まじりで突き抜ける。相手は難しいが、豊のフィールスパーシュと圭太のソリストサンダーの2頭。ここは枠連だ6ー6のゾロ目を1万、6ー8を1万、念のため芝からダート替わり皇成のロードトレジャーの4ー6を1万で押さえる。締めて3万でご機嫌伺いと行こうじゃねか」と結論付けたマスター。

「4コーナーのカーブ!外に持ち出してルヴァンスレーヴ!さあ直線!4頭雁行だ」
スタートで安めを売ったルヴァンスレーヴだが、さっと前目に取り付いて4コーナーで並びかけたが脚色がグンバツ。
「おっしゃ!デムーロ!いてこませ」とマスター一声。
「残り400!僅かにソリストサンダー前に出る!外から接近ルヴァンスレーヴ!緑の帽子2頭が抜け出した。3番手争いは馬群の内目からマイネルユキツバキ!ユイノシンドバッド!フィールスパーシュ!独走に入ったルヴァンスレーヴ!2馬身!3馬身のリード!2番争いは接戦もルヴァンスレーヴ快勝でゴールイン」

1着 ルヴァンスレーヴ デムーロJ
2着 ソリストサンダー 戸崎J
3着 フィールスパーシュ 武豊J
「なんでぇ!なんでぇ!枠の6ー6ゾロ目が800円しか付いてねえじゃんか。お昼前に見たときゃ〜10倍付いてたのによ。あ〜あ俺の当たった馬券はナンデいつも安くなんのかね〜」なんてボヤキながらも、ルヴァンスレーヴの相手に、前々でレースを運べて、末もシッカリしているソリストサンダーをチョイスした自分に大満足。

落選を確実しされるオバサンはモーゼ状態らしいが、ルヴァンスレーヴは間を割るなんて事はナッシング、完全に力が抜けている。
先々が楽しみなのである(╹◡╹)

皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。