北新地競馬交友録

判断ミス

時代劇で出来の悪い殿様がとんでもない事をしでかすと、「殿!御乱心でござるか!」と家老が諌める場面があるが、今の我らが安倍ちゃんがまさにその程である。
南スーダン国連平和維持活動の日報問題を巡る衆院安全保障委員会の、閉会中審査に関し、眼鏡の前防衛大臣の出席を拒否すると云うのだから、これは全く持ってどうしようもない。
その代弁者は竹下弟君で、「稲田氏は辞任という一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけないと判断した」

安倍ちゃん、『加計学園問題』の閉会中審査では自ら丁寧に説明責任を果たすと出席したものの、丁寧なのは口調だけで、無理筋の答弁を延々と繰り返すものだから国民が納得する訳がない。
起死回生の最後のチャンスが、この南スーダン国連平和維持活動の日報問題を巡る衆院安全保障委員会の閉会中審査。
当事者だった眼鏡の前防衛大臣の首に縄を付けてでも引きずり出して、コテンパン太郎にやっつけて貰えば、国民、野党、更には与党で庇い過ぎと不満を持っている議員達のガス抜きになる。

この問題だけでなく、『森友学園問題』では、息を吐くように嘘八百を並べて、バレたら記憶間違えと開き直り、『東京都議会議員選挙』では、違法な発言を真面目な顔をしてベシャリまくり、周りから指摘されて慌てて取り消すお粗末さ。
我らが安倍ちゃんの支持率低下に、一役も二役もかっているどころか、ウルトラA級戦犯なのは間違いない。
内閣改造なんてやっても支持率が上がるなんて事は金輪際ない。
まずはガス抜きをし、返す刀で解散選挙に打って出るしか道はないと思うのだが……安倍ちゃん!判断ミスだ。
いつも横でヘラヘラ笑っているセメント屋の大将に寝首を掻かれてからでは遅いよ(・_・;

「俺が明日のレースからこれしかない!ってのをピックアップする。各々、考えはあるだろうが、黙って付いて来てくれ。発表!札幌2R義政のクリノレオノールは鉄板だ。もし2着を外すような事がありゃ〜、加計学園問題どころじゃねえぞ。閉会中審査が延々行われる事になる。枠で行こう。相手は距離短縮で新境地を開いた瑠星のコウセイキャサリン。狂ってプリンスのティアドーロまで。まあ競馬の事だから歩く馬は一頭もいねえ。念には念を入れて、4枠、6枠にも流す。本線5ー7が3万。抑えゾロ目の7ー7が1万。元返しの抑え4ー7、6ー7が各5千。ダート1000の義政は鬼だ。俺からのユー達へのお中元だと思ってくれ」と一気にまくし立てたマスターだったが……..。

「直線コウセイキャサリンに接近!プリモガナドール!200を切ってこの2頭が抜けた!抜けた!3番手からクリノレオノールがジワジワと前に迫る!先頭プリモガナドールにクリノレオノールが並びかける!プリモガナドール!クリノレオノール!プリモガナドール!クリノレオノール!クリノレオノールが捉えてゴールイン」
1着 クリノレオノール 城戸J
2着 プリモガナドール 池添J
3着 コウセイキャサリン 坂井J
枠連7ー8で決まった。

「ねえよ!ねえ!8枠がねえよ。何でだ〜?」
何でもかんでも買ってないものがあるハズがない(≧∇≦)
「謙一の野郎!猫被りやがって。やっとこさこの時期にデビューした馬が2着なんてありえねえよ。あ〜あこんな事なら義政の単複で勝負するんだった。単1万、複4万で7万と8千か。こったら見下ろしのレースを外すなんて、ひょっとして俺ぁ馬券が下手なのかも。瑠星を信じてオソボにされちまった。大体が…………」延々続くボヤキだが、いくら嘆いても失ったお金が返って来るのハズもなく。
マスター、安倍ちゃんとタメの完全な判断ミスだ(~_~;)

皆様、お付き合いありがとうございました。
明日は日曜日の小倉、土曜日の失敗を教訓にして、少し儲かるお話しです。
宜しくお願い申し上げます。