『だんご三兄弟』by 速水けんたろう&茂森あゆみ
串にささって だんご だんご
3つならんで だんご だんご
しょうゆぬられて だんご だんご
だんご3兄弟
いちばん上は
長男長男
いちばん下は
三男三男
あいだにはさまれ
次男次男
だんご3兄弟
2000年を迎える1年前に、突如日本列島にだんご旋風が吹き荒れた。
当初、『だんご3兄弟』は、NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』のオリジナルナンバーとして発表されたが、そりがアレよアレよと云う間に、オリコンチャートで赤丸急上昇!
ついには、週間、月間のみでなくその年の年間チャート1位に輝いたのだから、どれぐらい爆発的ヒットだったのかが窺い知れると云うものだ。
今からツラツラ考えるに、何であんなにヒットしたのかは謎なのだが……..カエル跳び元ボクシング世界チャンピオンの輪島功一さんのだんご屋が、歌のお陰で大儲けしたとの都市伝説まで残した『だんご三兄弟』
恐るべし(^O^)/
「発表!逃げるスグルちゃんの、マッスルマサムネをデムーロのドンフォルティスが追い詰めたところがゴール!こんな判りやすいレースはねえぞ。前走、出遅れて最後凄い脚を使ったドンフォルティスが1番人気になるのは当然だが、屋根がゴルフで云や〜シャンクみてえに出遅れ癖があるデムーロ。今回も出遅れる可能は性は充分ある。マッスルマサムネの単勝はナンボない?うん?5.1てか。上等、上等、福島上等カレーよ。元取りで複勝に4万、単勝に1万。どちらも京都馬主協会のお偉いさんの馬なんで、ウルトラ応援しているが、オッズを見るとそう云う結論になる」と中京土曜日の1Rに5万円を張り付けたマスター。
走る前から取った気なのだから余裕のヨッちゃん。
くわえ煙草でグリーンチャンネルを見ていたのだが………..。
「第4コーナーから直線!先頭マッスルマサムネ!並びかけるバイラ!400を切った!」
五寸のスタートながら、強気でハナを奪った浜中J騎乗のマッスルマサムネ。
直線を向いて松山Jが並びかけるが、グッと押すと更にひと伸び。
「おっしゃ!スグルそれでいい!そのまま!そのまま!」と予想通りの展開にテンションMaxのマスターだったが…..「な!なぬ!デムーロ!この野郎来るな!来るんじゃねえって!2着で上等だ」と悲鳴が上がる神戸東灘区午前10時過ぎ。
「坂を上がって内からドンフォルティスが前の2頭に迫る!200を切った!抜けているマッスルマサムネ!みるみる差を詰めるドンフォルティス!あっさり捉えて先頭!ゴールイン」
複勝は当たったが、儲けを目論んだ単勝がパーにしょんぼりぼりぼりボリショイサーカスのマスター。
「何が!みるみる差を詰めるだ。ヤクルトミルミルじゃね〜てぇ〜の」と怒っていたが、「冷静に見りゃ〜マッスルマサムネは頑張ったが、ドンフォルティスの方が一枚上だったって事だ。なんせ楽々36.3の上がりを叩き出すんだからよ。な〜に、マッスルマサムネも次走は鉄板で勝ち上がら〜ね」と気を取り直すした様子。
「マスター、ヘニーヒューズのワンツースリーですよ。走りますね〜。気にはなってたんですよ。これからもダートでは要注意です」と競馬友達のK君。
「あのな、そう云う事はレース前に云わんかい!三連複、一点で取れてるじゃんか!」
また、また、ご機嫌斜めの虫がモゾモゾしだしたようで(≧∇≦)
同じ年に産まれているから、だんご屋三兄弟とはチト違うが、昨今流行りの三つ子だったと云う事で。
ヘニーヒューズ!ブレイクの気配がプンプンなのである。
皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。
宜しくお願い申し上げます。