九州北部の豪雨によって甚大な被害が出ている。
テレビで流されている映像には、まさに自然の脅威を感じるが、これほど科学技術が進み、情報量も増えたのに繰り替えされる災害。
亡くなられた方々やそのご家族に、心から哀悼の意を表させていただきたい。
しかし、どうして、早く避難出来なかったのであろうか?と考えてみる。
一つは住民が高を括っていたり、家から離れたくないと云う思い。
もう一つは、避難の必要性をアナウンスする言葉の判りにくさにもあると思う。
避難の段階は3つ。
避難準備情報 、避難勧告 、避難指示だが、それぞれをキチンと説明出来る人が、果たしてどれぐらいいるか甚だ疑問である。
そんな事もあり、避難準備情報は『避難準備情報・高齢者等避難開始』と表現が変えられた。
高齢者や赤ん坊など避難が大変な方がいる家庭では、避難が大変になる前に避難しましょうという意味である。
しかし、避難勧告と避難指示はどのように線引きされているのかは判らない。
同じ地域と云っても、其々の家が建っている場所によって、危険度も変わってくるだろう。
そして、どの段階かを判断するのは行政だ。
地球温暖化のせいばかりではないだろうが、過去の事例からは想像を超える雨量が普通に降る昨今。
更にはその地域性により、災害を拡大させる要因が加わる。
例えば今回の北九州のように林業が盛んなために、夥しい流木が水の流れを塞き止めてしまうetc。
あれこれ云わず『避難命令』を出す。
被害の様子を見たり、聞いたりする度にその方がいいのではないかと思うのである。
「直線に入った!マイアフェクション!先頭!外からユラノト!内をすくおうとスズカフューラー」
「竜二!行け!行け!ズブズブに差しちまえ」とグリーンチャンネルを見ながら絶叫するマスター。
「前の争い!マイアフェクションが2馬身リード!最内を突いてスズカフューラー差を詰める!外からユラノト!200を通過!内からスズカフューラ抜けた!抜けた!2番手はマイアフェクション!その後ろからユラノトは3番手まで!スズカフューラー!ゴールイン」
「今、栗東で1番ホットなのは1100勝に後3つと迫った竜二だ。発表!中京4R竜二のスズカフューラーが今度こそ決める。後ろからの脚質で勝ちきれないのがもどかしがよ〜。この馬に豊ならとてもじゃねえが買えなくても竜二ならなんとかしてくれるだろう。馬単!頭固定と行きたいところだが、1番人気だからオッズとリスクを計りに掛ければそりは寒い。馬連でいいんじゃねえか。相手筆頭は翔太のレッドラーザム。ポンと出りゃ〜凌ぎ切る可能性もある。これに1万と5千。デムーロのブレイブウォリアーと弘平のユラノトに各1万。内からお久しぶりね〜省吾のアキラ、優作のアスタークライ、真一郎のカガヒーローに平に各5千でどうだ」と結論付けたのだが……….。
「ねえよ!ねえ!タナケンの14番がねえ。あ〜あ竜二が頑張ったのに、やってられねえぜ。しかし買えるか?5走して掲示板が一回こっきり、前走は二桁着順じゃねえの。単勝85倍11番人気に納得と云うか、こんな馬普通じゃ買えねえよ〜」と神戸元町ウインズに出張っている競馬友達K君に携帯でいい泣きが入っている。
「マスター、怒らないでくださいね。スズカフューラーとレッドラーザムの馬連が6.7倍。枠の3ー7が6.8倍だったんですよ。よっぽと云おうかと思いましたが、当然見ているだろうと思いまして………」
「こ!この野郎!そんな大切な事は早く云えってんだ。あったま来たな」と怒ってみても後の祭りだ。
マスター!長講釈も結構だが、あれこれ云わず、オッズ確認しろよ。
情けないったらありゃしないんだから(~_~;)
皆様、お付き合いありがとうございました。
日曜日はその枠連で、少しいい配当にあり付くようです。
そのお話しは明日。
宜しくお願い申し上げます。