上野千鶴子と云う面白いおばさんがいる。
社会学者であり、現在はニャンと!東京大学の名誉教授である。
肩書きを見れば、異次元の人間で何の興味も抱けないが、このおばさんはいささか趣が異なる。
云う事が正しいかどうかはさて置き、面白いし、何より判り易いのである。
一躍脚光を浴びたのがあの『アグネス論争』
林真理子や中野翠に袋叩きに合っていたアグネス•チャンの肩を持ち、一気に形成逆転させたのを記憶にとどめておられる方も少なくないと思う。
そのおばさんが新聞のインタビューで、衰退していく日本について「みんな平等に緩やかに貧しくなっていけばいい」と発言したところ、これがネットに取り上げられ、炎上騒ぎとなった。
おばさんは、人口が減っていくこの日本において、従来と同レベルの経済を維持するためには主に3つの選択肢があると云う。
ひとつは女性の労働参加率を上げる。
もう一つは移民を受け入れる。
そして、AIなど高度なITを導入する。
当然の事ながら全てに雇用の流動化が伴ない、それなりの痛みが生ずる。
この事から、日本人はいずれに付いても消極的であり、状況を改善しようという動きへのマインドが低いと。
「じゃあ〜仕方がないので、皆んなで貧しくなるしかないじゃない」と云う主張である。
これには若者が怒った、「自分たちはいい時代を過ごして、俺達には貧乏でも我慢しろと云うのか」
さらに所謂リベラル系を怒らせたのは、「日本は単一民族神話が信じられてきたような国であり、多文化共生に耐えられないから移民受け入れなんて無理」」との主張。
日本の社会に対する皮肉なのに、「移民や多文化共生を否定するのか」と真面目な顔をして反論してるんだから漫画みたいな話しである。
おばさんの主張は、ビートたけし風に云うならば、「赤信号皆んなで渡れば怖くない」といったところかも知れない(≧∇≦)
「雄太の復帰初日、京都2Rバトルデゼルは鉄板だ。ダート路線の馬で太刀打ち出来る馬はいねえよ。怖いのは初出走組と芝からダート替わり友一のエイシンフレイヤだけ。チョイと厄介なのは初出走組で、スグルちゃんがオオオヤブン、ルメールがユラノトに乗るんだよな〜。先週の栄彦のカワイアラじゃねが、初出走と舐めてたら、地獄に突き落とされる可能性がないとも云えま〜が。ナンボ雄太でも単勝は安い、業務スーパーの豚肉並に安いが、ご祝儀だから1万。初出走にいてこまされる可能性もあるから複勝に4万でご機嫌伺いと行こうか」と結論付けた土曜日。
「第4コーナーをカーブして直線!エイシンユニコーン先頭!並んでバトルデゼル!その2頭を追ってサトノファイヤー!前とは2馬身!3馬身の差がある」
「よ!よっしゃ〜!デケタ!雄太そろそろ交わしちまえョ!」余裕のヨッちゃん、くわえ煙草で一声のマスター。
「先頭はバトルデゼル身体半分のリード!2番手はエイシンユニコーン!3番手はサトノファイヤー粘る!後方からユラノトが差を詰めるがバトルデゼル!ゴールイン」
1着 バトルデゼル 中谷J
2着 エイシンユニコーン 松山J
3着サトノファイヤー 福永J
「マスターさんおめでとうございます」
すかさず神戸元町ウインズに出張っている、熊本天草出身◯原さんからズケ取りの繋ぎが入るも……….。
「何がめでたいんなら?単勝のオッズ見てみろよ。レースの15分前までは、ユラノトが1番人気、バトルデゼルが2番人気で4.2付いてたんだ。それがよ〜直前になって単勝に皆んながぶっこむから2.8しか付かねえじゃん。あ〜あ大騒ぎして損したぜ」
5万円を購入し、払い戻しが8万8千円でブチブチ文句を垂れてる(~_~;)
日本の国に上がり目なし。
皆んなで貧しくなるのは仕方がないが、競馬は皆んながチョット儲けるなんて、マスター的には許される事ではないようである(笑)
皆様、お付き合い有難うございました。
中谷J、2Rに続いて5Rの耳寄りな話しが京都馬主協会会員さんから…….はてさてどうなりますことやら。
明日も続きます!