日本一、いや世界一有名になった幼稚園の元理事長。
本人もまさかこんな事になるとは夢にも思っていなかったに違いない(≧∇≦)
それはさて置き、『森友学園問題』の本質は、国有地が常識では考えられない安値で払い下げられた点である。
そして、この払い下げをめぐって、収賄や斡旋利得があったか否かなのだが、野党がまるでワイドショーのお先棒を担ぐかのように、100万円の寄付に固執したものだから、結局、薬局、郵便局で本丸に迫る事が出来ないまま終わりそうな気配。
まともな頭の持ち主なら、この問題に『忖度』や『口利き』があったことは判るはずだ。
「おい!あそこの国有地が買いたいから、直ぐに財務省のお偉いさんと膝詰め談判させてくれや」
そこいらの小金持ちが云ったら相手にされないばかりか、ひつこく迫ると確保〜!まである。
本来『忖度』と云う言葉は、『他人の心を推し量る』と云う意味であるが、どちらかと云うといい事のはずが、今回の『忖度』は、官僚が政治家のご機嫌取り乃至は自己の保身で、便宜を図ったと云う事であろう。
2017年流行語大賞確定なるなりである。
「将雅の野郎も余計な事しやがって、いくらマカヒキを下された恨み骨髄たって、あんなにシャカリキになる事ぁ〜ねんだ。あいつさえいなけりゃ枠の4ー8が的中。ガミはガミだが傷は浅かったのによ〜。それによ〜金子オーナーが阪神競馬場に来てなかったって云うじゃねえか。何でも次の日が入社式で忙しいって事らしいが、それならそれと云ってくれよ。豊と謙一のワイドを抑えてるっちゅ〜の。大体が………….」
20万円が鼻もかめないゴミと化したマスターのボヤキは止まる所を知らない。
「こんな、おっとろしい所は長居するもんじゃねえ。◯玉食堂に行って焼け酒でも煽ろうぜ」と帰りかけるマスターに、「僕達最終レース買いますんで、もう少し待ってください」と競馬友達のK君。
「ば!馬鹿野郎!何が最終だ!20万オソボにされた俺の気持ちを汲めよ」
「それはそれ。これはこれですよ。因みにマスターさんはどう思います最終レース。是非!ご高説をお聞かせください」と熊本天草出身◯原さん。
「こったら弱いメンバー、オープンに上がって勝ち負け出来そうな馬なんていねえじゃん。まともなら阪神ダート1400は先行馬に厄だが、差し馬で馬券になりそうな馬がナッシング。先行馬を買っときゃ自動的に当たる。プリンスと将雅でいいんじゃねえの。スタートして芝が長い分ルメールも侮れないが、力はちいとばかし落ちるかな」褒められたらお猿顔負けで木に登るマスター、馬柱を見ながら見解を滔々とべしゃってんだから根が単純極まりない(笑)
「第4コーナーから直線!粘る!粘る!プレスティージオ!2番手はソーディヴァイン!外を突いてダノンフェイス!残り200を通過!プレスティージオ二枚腰!粘り腰で先頭を譲らない!2、3番手争い接戦の中からダノンフェイスが単独2番手!プレスティージオ押し切ってゴールイン!2番手はダノンフェイス!3番手はソーディヴァインか!」
1着 プレステージオ ルメールJ
2着 ダノンフェイス プリンス福永J
3着 ソーディヴァイン 川田将雅J
とても付き合ってられないと、1人いつもの喫茶店でテレビを見ていたマスター。
「チェ!買わねえ馬券はよく当たるぜ!な〜おばちゃん」と毒を吐いてるところに、神戸元町ウインズから戻って来た競馬友達K君と◯原さん。
「さすがマスターですね。展開ドンピシャじゃないですか。福永Jと川田Jのワイド取りました(^O^)/」
「幾ら買ってたんだよ〜?」
「僕が1万円で◯原さんが千円です。400円付きましたから万歳です」
「…………..人の予想に乗って儲けやがってアタマ来るぜ。俺様が来週から馬券を買えねえかも知れねえ瀬戸際に追い込まれてるって云うのによ〜。この人でなしが!」
「まあ、まあ。マスター相談なんですが、『雄太貯金』解散しませんか。最初応援しだした頃は、美浦から移籍したばかりで乗鞍も少なく、ファンもほとんどいなかったんでしょうが、今では評価が上がって……..ここまで出世したら僕達が応援しなくてもいいでしょう。その資金で春のG1で儲けてくださいよ」
「…………..」
『雄太貯金』とはマスター、K君が2万円、◯原さんが1万円合計5万円を出資。
中谷Jの出るレースで儲けようをスローガンにスタートしたファンド。
一時は増えに増え100万円を伺う勢いだった。
「おめー達がどうしてもと云うなら仕方ねえな〜そうすっか。◯原さん残高は幾らない?」
「え〜とですね619250円です」
「ニャルホドな。60万を出資比率の2.2.1で分けたら俺は24万か。まあいいだろう」
実は来週から張る資金に事欠く非常事態発生で、いつ自分から云い出そうかと思案ロッポーだったマスター。
根がカッコ付けなだけに、心の中ではホッとしたくせにクールを装っている(≧∇≦)
「端数の19250円はどうするですか?」
「フグじゃ〜フグフグ!中国人じゃあるめえし毎回台湾料理ばっか食ってられっか!」
「3人じゃ足りませんよ」
「バッキャロー!君は何の為に最終取ってんだよ〜。ほら換金、換金モタモタすんなよ」
「……………..」
マスターのピンチに自ら『雄太貯金』の解散を云い出したK君と◯原さん。
こう云うのが麗しき『忖度』。
官僚の諸君のは…….麗しくないのであ〜る!
皆さん、いよいよ松本伊代で『桜花賞』ですね。
ソウルスターリング一強かと思ってましたが、いかにも調教が軽いそうです。
悩みますね〜。