北の将軍様がご満悦である。
6日、日本海に向けた弾道ミサイル4発が同時に発射された様を見て、「まるで航空サーカス飛行隊の編隊飛行のように同じ姿勢で飛んでいく」と大喜び。
まっ事持ってふざけた発言で、更に調子に乗って北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、「在日米軍基地を攻撃する任務」を持つ部隊が発射訓練を行ったと報じた。
もちろんそれまでに、USAの本土を攻撃出来る大陸間弾道ミサイルが完成したと威嚇はしていたが、まだそこまでの技術はなかろうと、USAはタカを括っていた節がある。
バット!『在日米軍基地攻撃』と名指しされれば、こりはトランプおじさんも看過する事は出来まい。
いくら我らが安倍ちゃんと仲良くしていようが、極東の事にどれだけ興味があるのかは甚だ疑問だったが、もし、USAの軍人が将軍様のミサイルで殺されるような事があれば、それこそ自分の株が暴落するのは間違いないからだ。
将軍様が何を仕出かすか判らない人間なら、トランプおじさんも常識にはかからない人間だ。
どうやらキナ臭くなって来たのである。
「発表!ダイワギャグニーの単勝1万、複勝4万。土曜日は一銭も馬券買ってねえから、ひろし軸の3連単マルチで、相手は内から先週えれえ目にあわされたルメールのダンビュライト、一応1番人気に敬意を表してシュタルケのサトノマックス、尖った騎乗、裕信のコマノインパルス、差し脚1番、プリンスのカデナ。え〜いおまけだ!何を仕出かすか判らねえ横典のマイスタイルも入れての、一目5百60点併せて8万でいてこます」と結論付けた『弥生賞』
返し馬で暴れ倒しているダイワギャグニーを見て「おい!大丈夫か?何だかご機嫌斜めだぜ。K君よ〜ダイワギャグニーの返し馬は前走もあんな感じだったのか?」
「え〜と『セントポーリア賞』ですよね。全然注目してなかったので、記憶にございません」と国会答弁のような返しに、マスターのマークシートを塗る手が止まったそうな。
「え〜いままよ!」と当初の予定通り馬券を購入したものの不安は広がるばかりでファンファーレを迎えた。
「直線コース!先頭はマイスタイル!2番手ダイワギャグニー!離れた外からコマノインパルス!更に外からカデナ!サトノマックスも差を詰める!内マイスタイル粘る!粘る!大外からカデナ!カデナ先頭でゴールイン!2番手マイスタイル!3番手はダンビュライトか」
軸のダイワギャグニーは直線半ばで後退。
叫ぶタイミングすらなかったマスター、しょんぼりぼりぼりボリショイサーカスだ。
なんせ、4角を回る時に口を割ってイヤイヤしているんだから、あれで伸びたら化け物。
「あ〜あ。何だかな〜。昨日の『チューリップ賞』で無敵ソウルスターリングの2着に僅か2戦目で突っ込んだミスパンテールの昆調教師が、「ミスパンテールとマイスタイルの比較ならマイスタイルが断然上。これからドンドン良くなる」って云ってるのをテレビで見たんだよな〜。しかも屋根が何を仕出かすか判らねえ横典だろ。ひろしを漢にしてやりてえが、混戦でオッズがヨダレちゃんだから、小張でマイスタイルの単複との考えもチラリズムで頭に浮かんだんだ。なんだ!あのダイワギャグニーはふざけた競馬しやがってよ〜。2週間で15近くやられて首の辺りが薄ら寒くなって来たぜ。来週はこんな道楽みてな馬券は死んでも買わねえぞ。大体が……….」延々と愚痴を零すも後の祭りで、大枚8万円が露と消えた。
片や天才、片や狂◯だが、横山典Jも北の将軍様もおとろしいなるなりだ。