ワイドショーと云うのは気楽な商売である。
毎日、毎日世界のどこかで事件が起こる。
しかも昨年から不動の2トップ、小池百合子ちゃん、トランプおじさんネタがあるのだから、「あ〜何かビックリするような事件はないかな〜⁉︎」なんぞと悩む必要もない。
そんな中、先日からワイドショージャックをしているのが『正男君暗殺事件』だ。
とにかく情報が錯綜していて、何が真実かは判らない。
北朝鮮ネタになると、必ず出張ってくるおじさんによれば、「韓国で亡命政権樹立を画策していたんです」とは然もありなんの話しである。
正男君が「北朝鮮の民主化を目指す!」を旗印に、太刀持ちにトランプおじさん、露払いにプーチン君を引き連れて、北朝鮮に雪崩れ込めば一躍英雄となったであろう。
バット!そんな事は将軍様が許すはずもなく……………。
マレーシア警察が18日、北朝鮮国籍の男を17日夜に逮捕したと発表した。
逮捕された男はマレーシア政府が外国人労働者に発行した書類を持っており、これによると氏名は「リ・ジョンチョル」で年齢が46歳だという。
将軍様に肩を抱かれて「ジョンチョル!漢になれ」とでも云われたのであろうか?
さしずめ故深作欣二監督のシネマなら、故金子信雄さんに、尻をかかれた田中邦衛さんと云ったところであろう。
おっかないなるなりである(~_~;)
「マスターさん、今年初めてのG1ですね」
「うむ、ドカン!といわして勢いを付けてえところだが………難し過ぎる。豪脚サウンドトゥルー、騎乗停止の拓弥の乗り替わりが善臣大先生。しかも1枠1番だってんだから捌けるかどうかはなはだ疑問だ。重賞ハンターデムーロ騎乗のゴールドドリーム、もちろん勝ってもビックリもシャックリもしねえが、前走の『チャンピオンズC』12着は負け過ぎ。豊大明神のコパノリッキーは盛りを過ぎた中年オヤジ。昨年の覇者、無双ムーアのモーニンも根きり葉っきりの仕上げだろうが…..。圭太のベストウォーリアは今年7歳のおたっしゃ倶楽部。ノンコノユメは去勢されてから馬体が萎んじまってるしよ〜」
「そんな事云ってたら買う馬がいないじゃないですか」
「そうよな〜良い子の皆さんは、こんなレースは買わないに越した事ぁ〜ねえ。午前中のレースで払い戻される諭吉ドンも、G1での諭吉ドンも同じ諭吉ドンで、お札にレース名が書いてる訳じゃあねえからな。でも俺ぁ馬鹿だからちいとばかし買ってみっか。狙いはズバリ明秀のカフジテイクよ。前走『根岸S』ではプリンスに強奪され、しかも目の覚めるような勝ち方。プリンスが落馬負傷しなけりゃ〜今生の別れで返ってくる事はなかっただろう。ひょっとしたらカフジテイクと明秀は赤い糸で結ばれてるかもな。レースはどうせ出遅れるから、あれこれ考える必要もねえ。最後の直線死ぬ気で追や〜いいんだからよ。発表!カフジテイク単勝1万、複勝4万。締めて5万で今年のG1戦線を占う」と結論付けた。
津村J!漢になれ!