北新地競馬交友録

危ういのは

『危うきこと累卵の如し』

故曹小國也
而迫於晉楚之間
其君之危猶累卵也

Chinaの『韓非子』の出典である。
曹は小国なので、晋と楚の間に挟まれて、王の地位の危なさは、卵を積み重ねたようでいつ崩れるかも知れないと云う意味である。

「オスプレイ一機の価格はいくらですか?」
「…………..」
「アメリカ国防総省は何と云ってますか?17機買うんでしょ?」
「…………..」
「MSSで買うんでしょ?」
「?????」
「速記を止めてください」
国会中継が流れているが、議事進行を司る顔面ど迫力の浜田さんが、「同じ党でも、これじゃ〜やっとれん」と半ギレだ。
長島君の質問に対して、何一つまともに応えられない、メガネのおばさん。
これが我が国の防衛のトップと云うのだから、ニャンとも恐ろしい事である。
おばさん!えへら笑いしてる場合か!お宅恥ずかしくないの?少しは勉強しろよ!( ̄^ ̄)ゞ

「信頼出来るのは、豊大明神、デムーロ、ルメールの三人だけ。土曜日京都7R豊大明神のカフェライジングを軸にするべえ。前に行きたい口のデムーロと裕太朗が8枠を引いたのも追い風だ。相手一番手は竜二のハーツジュニアで馬連1万、ジェントル幸ちゃんのカジノスマイルに7千。枠でカフェライジングの2枠から8枠に1万。忘れた頃のワキノハガクレとの2ー2に3千。締めて3万でいてこます」とマスター。
「4コーナーから直線!カフェライジング先頭!2番手はハーツジュニア!3馬身後ろにガジノスマイル!」
「おっしゃ!デケタ!豊行け!いてこませ!」と大絶叫。
波高4mの大荒れの沖縄の海、ダイビングクルーザーの上でアイホンを耳に当てて仁王立ちのマスター。
同じ船に乗っている他のゲストからは「何事か?」とガン見されるも、そんな事は気にもしちゃいない(^O^)/

「残り200を切った!カフェライジング先頭をキープ!1馬身!1馬身半!突き放す!2番手ハーツジュニア!外から接近ワキノハガクレ!カフェライジング押し切ってゴールイン!2番手はハーツジュニア!3番手ワキノハガクレか」
1着 カフェライジング 豊大明神
2着 ハーツジュニア 和田竜二君
3着 ワキノハガクレ 小牧の太さん
馬連が1130円付いたんだからたまらない。
30000円買って、113000円の払い戻しに狂喜乱舞である。
「マスターさん、おめでとうございます」神戸元町ウインズにいる、熊本天草出身◯原さんから、すかさず繋ぎが入る。
「まあな、今日の豊の乗鞍の中で、これは!とメッコを入れた俺を褒めろ!」なんて強要するところは、相変わらず勝てば官軍である。

「乗れてる豊だからって、何でもかんでも買っちゃ〜ダチカンゾ。地力のある先行馬、枠は真ん中から内、そばに競りかける外人がいない。これよ!これこれ。更に云うならば………..」
「ガチャ」あんまりの自慢の長さに、◯原さんに携帯を切られるとは漫画である(笑)
確かに、土曜日は9鞍乗って馬券になったのは3鞍だけ。
1番〜3番人気を5鞍も飛ばしているんだからこれはデンジャラスだ。
メガネのおばさん程ではないが、人気先行の武豊Jも『危うきこと累卵の如し』
レースをしっかり選んで儲けさせて貰いまっしょい(^O^)/

皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も宜しくお願い申し上げます。