初優勝でわいた昨年初場所から1年。
7度目のカド番を迎えていた大関・琴奨菊関が玉鷲関に8敗目を喫し、ついに春場所での関脇陥落が決まってしまった。
膝の故障に加えて、年齢が年齢だけに「ひょっとしたら引退もあるか」と口さがない相撲雀達が騒がしかったが……..。
「これが今の力。負けて終わりじゃないから。辞めたら終わりだから。気持ちを立て直してやっていきたい」とキッパリ引退を否定したのだ。
師匠の佐渡ケ嶽親方も「大阪でも相撲をとるか? 本人はそう言っている」と現役を続ける意向は師弟で確認済みである。
大相撲の規定では、大関は2場所連続負け越しで関脇に陥落。
バット!翌場所で10勝すれば復帰できると定められているが、これが口で云うは易し、行うは難して前途多難なのは間違いない。
しかも、大きく負け越す事態となれば、「あ〜あ。あの時スッパリ引退しとけとば良かったのに」なんて云われる事も覚悟しなければならない。
云い古された言葉だが、大相撲は心技体が揃ってこそいい相撲が取れる。
体のケアをしっかりしていただきたい。
そして何よりも「負けて終わりじゃないから。辞めたら終わりだから」の意気や良し。
気持ちを立て直しての活躍を期待せずにはおられない、皆さん琴奨菊関をそっと見守ろうではありませんか!
「マスターさん、明日は何時ぐらいにご出勤で?」
「あ〜ウインズか?行かねえよ。年明けから負け続けて玉が薄いからよ〜。交通費の無駄!無駄」と土曜日中京のメイン『中京スポニチ賞』が終わって、かかって来た携帯に答えていたんだが…….『東海ステークス』の前売りオッズを見て「なぬ(^ー^)ノこりは何かの間違いじゃねえのか?グレンツェントが1番人気?アスカノロマンじゃねの?」と俄然ヤル気が………。
確かに『みやこS』ではグレンツェントにボロ負けしているが、あれは仕上がりが良くなく、立て直した『チャンピオンズC』では堂々の3着で、このメンバーに入ったら頭一つは抜けているとの見立てらしい。
「アスカノロマンの屋根は、赤丸急上昇中!竜二の手替り3走目。片やグレンツェントの屋根はおじゃる横典だ。図抜けたセンスがあるのは百も承知の介だが、馬以上に本人にムラがあるから、そこいらにいねえ可能性もある。圭太や将雅ならへへ〜てなもんだが、何が起こるか判らねえぞ。まずは単勝5千、保険でアスカノロマンから馬連、グレンツェント、プリンスのピオネロ、スグルちゃんのロワジャルダンに平で5千。3連複アスカノロマン1頭軸、馬連の3頭に康太のインカーテンション、啓介のカゼノコを入れた5頭、10点張り一目1千。グレンツェントが飛べはいい稼ぎになるぜ。怖いのは中京の鬼!康太が竜二に競りかけねえか。それだけよ」と結論付けた。
藤岡J!琴奨菊関じゃないですが、アスカノロマンをそっとしといてください。
宜しくお願い申し上げまス!