毎年、大晦日から日付が変わってのお楽しみと云えば『朝まで生テレビ お正月スペシャル』である。
大体のテーマが新年を迎えた今年がどうなる?で、内容的には散漫になるのが玉に傷だが、オツムのいい方達の議論を聞くのは悪い事ではない。
司会はもちろん田原総一朗で、口癖は『総括出来てないんだよ!』
総一朗君は総括が大好きで、中でも先の不幸な大戦の事となるとエキサイトする。
自らが昭和20年8月15日に価値観が180度変わった体験をしたからであろう。
その大戦だが、自虐史観が幅を効かせたのはかなり昔、最近はその反動とも云える空気が流れている。
自虐史観の基となるのは『東京裁判』との説が有力だが、『東京裁判』自体は戦勝国による一方的なリンチのようなもので、素直に受け入れる事は出来まい。
あの裁判はなんだったのかを徹底的に検証した書籍に、日暮吉延の『東京裁判』がある。
『平和に対する罪』なんてそれまでなかった犯罪概念が飛び出す経緯には怒りを覚えるし、戦争犯罪人として起訴された各被告の答弁、中でも蛇蝎の如く嫌われた東条英機の答弁には「へ〜そうなのか」なんて新たな発見がある。
広田弘毅のような人物をA級戦犯として死刑に処した『東京裁判』に正当性がないのは間違いないが、わざわざUSAに云われなくても、自国民に、浅はかな判断と安っぽいプライドで、塗炭の苦しみを味あわせた人物は許すまじだ。
『A級が合祀されその上松岡、白取までもが、』『だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ』
覚えておられる方も多いと思うが、昭和天皇のお言葉として、日本経済新聞がスクープした『富田メモ』である。
このメモの真偽に関しては諸説プンプンで、本当の事は判らないが、昭和天皇が松岡洋右や白鳥敏夫が大キライだった事は広く知られている。
日本の国の方向を誤らせた人間が祀られている所には行かないと云う事を、最後まで貫かれた昭和天皇。
以来、現在に至るまで天皇の靖国神社への親拝はなされていない。
その靖国神社にハワイから帰るやいなや、これ見よがしに参拝したのがメガネのおばさんである。
これに関しては、お隣の国からも、そのお隣の国からも「待ってました!」と非難GOGOひろみ郷だ(≧∇≦)
国の為に尊い命を捧げられた方達に哀悼の心を表すのは当然の事であるが、魚屋のおばさんが、「おじいちゃん安らかに眠ってください」と参拝するのとは訳が違う。
(魚屋のおばちゃんメンゴ^_^;)
云うならば、因縁を付けてやろうと身構えている悪人の前で、「どっからでもかかって来んかい!」吉本新喜劇の池乃めだか師匠ばりに挑発しているようなものである。
果たしてメガネのおばさんの行為が、今の世界情勢の中で国益に合うのか否か。
本音を云うならば、「いつまでもグチャグチャ昔の事を云うんじゃねえ!」となるが、それを云っちゃ〜喧嘩になる。
お隣のお隣と日本だけで五寸の喧嘩が出来るのかと考えれば……….もしトランプおじさんに知らんぷりされたら……….忸怩たる思いだがそれが現実だ。
今回の事に関して、我らが安倍ちゃんはさすがだ「ノーコメント」の一言。
微妙な駆け引きを駆使して凌ぐしかない事が判っているのだ。
松岡洋右や白鳥敏夫のように亡国の引き金を引く事になってはなるまい。
メガネのおばさん!責任ある立場なら、まず先の不幸な大戦をしっかり総括すべきなんじゃないの( ̄^ ̄)ゞ
「マスターさん、今年の競馬も終わりましたね。あっと云う間です」熊本天草出身◯原さん。
「そうよな〜、夏までは破竹の進撃も、蝉の声を聞きだしてからは、夏場のサバでとてもじゃねえが…….秋は一進一退を繰り返すも、師走に入ってからは『当たり馬券なんて本当に売ってのか?』の体たらくよ。年間の収支では浮いたが………」
「でも、『有馬記念』で最後は当てましたし、G1はそこそこだったんじゃないですか?」
「うむ、ちいとばかしチェックしてみっか」で今年一年のG1を確認したマスター。
『フェブラリーS』モーニン複勝5万円 払い戻し9万円
『高松宮記念』アルビアーノ単勝5千円複勝1万5千円 払い戻し2万5千5百円
『桜花賞』メジャーエンブレムとジュエラー ワイド5万円 ハズレ
『皐月賞』サトノダイヤモンドとリオンディーズ ワイド5万円 ハズレ
『天皇賞』キタサンブラック複勝6万6千円 払い戻し14万2百円
『NHKマイル』ロードクエスト複勝5万円 払い戻し10万5千円
『ヴィクトリアマイル』ショウナンパトンドラ2.3着固定三連単200円✖️181点 単勝ショウナンパトンドラ1万4千円 払い戻し9万6千6百2十円
『優駿牝馬』チェッキーノ シンハライト3連単1着固定2.3着8頭各300円チェッキーノ シンハライト ワイド6千8百円 払い戻し1万3千6百円
『東京優駿』サトノダイヤモンドとマカヒキのワイド10万円 馬連サトノダイヤモンドから5頭各6千円 払い戻し28万2千円
『安田記念』モーリス サトノアラジン ワイド2万円 モーリス サトノアラジン二頭軸3連複7頭各5千円 ハズレ
『宝塚記念』キタサンブラック 単勝1千円 複勝9千円 払い戻し1万3千5百円
「上半期は調子いいですね。トリガミも入れたら11戦8勝。58万1千円2百円張って、払い戻しが76万6千4百2十円で、18万5千5百2十円のプラスですよ!後半はどうなんですか?」
「ロクなもんじゃなかったぜ。まともに当たったのは『スプリンターズ』『天皇賞』『ジュビナイルF』『有馬記念』だけよ。『ジャパンカップ』なんてトリガミだもんな〜。88万5千買って、払い戻しが90万5千なんだから笑うしかねえだろう」
スプリンターズ 2万円 払い戻し13万円
秋華賞 4万円 ハズレ
菊花賞 10万円 ハズレ
天皇賞 10万円 払い戻し19万円
エリザベス女王杯3万5千円 ハズレ
マイル3万円 ハズレ
ジャパンカップ 20万円 払い戻し18万8千円
チャンピオンズカップ 10万円 ハズレ
ジュビナイルF 5万円 払い戻し13万5千円
朝日フューチュリティ 3万円 ハズレ
有馬記念 20万円 払い戻し49万5千円
「俺ぁ〜、じっくり結果を見て判った。真実は一つ!謎は全て解けたのコナンちゃんよ。軸があやふやなレースは、たまにまぐれ当たりをしても、やっぱ分が悪ぃって事がよ。来年は軸を見極めりゃ〜MRJでも買えら〜ね」と、メガネのおばさん並みのお寒い総括をしたマスター。
来る2017年こそいい年にしなくっちゃ〜な(^O^)/
皆様、今年一年お付き合いありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいませ!