1週間に一度のお楽しみ、NHK大河『真田丸』が先週終わってしまった(~_~;)
戦国時代最後の名将・真田幸村の生涯をストーリーテーラー・三谷幸喜さんが見事に描き切った。
主演の堺雅人さんは元より、芸達者なキャストがしっかり脇を固めたのも、『真田丸』ブームに拍車をかけた。
中でも秀逸だったのは、内野聖陽さんが演じた徳川家康。
関西不人気NO1の戦国武将である。
古来我がJapanの中心は関西で、関東なんぞはど田舎だったのを、豊臣家を滅ぼし江戸幕府を開いた事で、美味しいところを根こそぎ持って行った怪しからん輩。
以後関西は現在に至るまで冷や飯を喰わされていると云うのが、関西人の偽わざる気持ちである。
幼少の頃は今川の人質として過ごし、大名になってからも、武田信玄との『三方ヶ原』の戦いでは、コテンパン太郎にやっつけられて、馬の上で粗相をしながら命からがら城に逃げ帰った徳川家康。
以来、『鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス』の精神で、我慢、辛抱、慎重を胸に、ひたすら耐える日々を送る。
逆説的に云うならば、その徳川家康が、天下を取る好機は今しかないと、あの手、この手で豊臣家を潰しにかかった事が、真田幸村を歴史上燦然と輝やかしたとも云えるのだ。
よく使われる言葉に『羮に懲りて膾を吹く』と云う諺がある。
熱い吸い物で火傷をした人が、なますのような冷たい料理でも、吹いて冷ますと云う事から、何もそこまで慎重になる事はないのにと、揶揄する気持ちを表している。
転じて前の失敗に懲りて、度を越して用心深くなることのたとえとして使われているのだ。
徳川家康は最後の最後で、なますを吹かず、ワシっとかぶり付いたと云う事であろう。
「今年も世話になったな。はい、お疲れ、お疲れ。また来年息してたら会おうじゃねえの」
「マスターさん!忘年会は?」熊本天草出身◯原さん。
「何がかなしゅ〜て、大枚22万もやられて、オメー達と忘年会しなきゃなんねえの?あ〜厄だぜ厄。ホームに帰ってマミーと卵落としてチキンラーメンでもイートするわ」
『雄太貯金』3度目の100万越えを狙った馬券は、ブラウスガウが4着に沈んで、鼻もかめないゴミと化した(^_^;)
「ボーナスが出ましたから、◯玉食堂でもどうですか?いつもご馳走になってますから、僕がもたせていただきます」と競馬友達のK君。
「そったらもん忘年会でも何でもねえじゃん。年に30回近く行ってんだからよ〜。焼肉なら付き合ってやってもいいけどな」
恥を知らない人間は強い。
よしゃ〜いいのに◯原さんの発言に過剰反応を示し、年の瀬に大走りした責任の大半はマスターにあるのにも関わらずだ(≧∇≦)
◯原さんはビール、K君はウーロン茶で「今年はお世話になりました。『有馬記念』は残ってますが、また来年も宜しくお願いします」
「おう!任せろ!」
(相変わらず偉そうだな〜 あんたに任せたら危ないって〜の 笑)
「明日はどうしますか?『阪神カップ』に浜中Jがミッキーアイルで出ますが」
「それよ。それ。『マイルCS』で一等賞をゲットするも、最後の直線で斜行してキツイお仕置きをされたから、ここで格好付けなきゃいけま〜が」
「噂によると落馬しそうになった武豊Jからも、随分怒られたらしいですよ。大丈夫ですかね?」
「まあな。あれだけ怖ぇ思いをさせたんだから、少々のクンロクを入れられるのは致し方あるめえ。バット!スグルちゃんは切り替えの早えタイプだから大丈夫じゃねえかな」
「じゃあ、馬券買われるんですよね?」
「もちのロンじゃん。まともなら相手はルメールのイスラボニータでいいだろう。このワイドに5万。年の瀬で他のジョッキーも必死だろうから、ミッキーアイルの4枠を軸に、内から保険で差し脚強烈、謙一サンライズメジャーと、将雅の本格化シュウジの1枠。意外性の漢、裕信のロサギガンティア、今日のメインをぶっこ抜いた、康誠のエイシンスパルタンの2枠に各1万。豊大明神のダンスディレクターと、芝の神様ルメールの同居する3枠に3万。締めて10万でいてこまそう」との宣言だ。
肉にかぶり付けば、ブラウスガウが飛んで、競馬なんて真っ平と泣きを入れていたのをもう忘れてるんだから、マスターなかなかのいい玉である(笑)
K君が危惧するように『羮に懲りて膾を吹く』なんて事態にならぬ事を祈る!
浜中J!全力で走りきってくださいマセマセ!