『男の子女の子』 by ヒロミ郷
君達女の子 僕達男の子
ヘイヘイヘイ ヘイヘイヘイ
おいで遊ぼう 僕らの世界へ 走って行こう
幸福探すのは まかせてほしいのさ
ヘイヘイヘイ ヘイヘイヘイ
夢があふれる 一度の人生 大事な時間
アア アア 青空に
アア アア 陽が光る
明かるい風の中 髪をなびかせて GO GO GO GO
ほほえむ女の子 見つめる男の子
ヘイヘイヘイ ヘイヘイヘイ
愛の雨降る 一度の人生 大事な時間
泣いてる女の子 ふりむく男の子
ヘイヘイヘイ ヘイヘイヘイ
胸がふるえる 一度の人生 大事な時間
アア アアあの瞳
アア アア好きなんだ
花火が上がるんだ 二人で手を取り GO GO GO GO
男と女の子 心がふれあえば
ヘイヘイヘイ ヘイヘイヘイ
おいで急ごう 僕らの世界へ 裸足で行こう
ひろみ郷は気楽に歌っているが、この世の中の厄介事の半分以上は男と女がいるから。
男稼業を引退して、若い女の子に囲まれていたらそれだけでご機嫌のマスターみたいな人間ばかりなら、どれだけ世の中平和か判らない。
テレビでは珍しもの見たさで、男にも女にも属さない人達が幅を効かせていて、その手が大嫌いなマスターは、すぐさまチャンネルを変える事万度なのだが………。
「レースなど実際に目にする部分では感じないと思いますが、装鞍所に引き付けてから、鞍を置く時や周りに馬が密集した状態になったりすると、イレ込んで立ち上がったり、人に飛びかかってくるなど、年々エスカレートしてきました。最終的には帝王賞で、隣に馬が入ってきたらいきなり立ち上がりました。その立ち方も今までにない立ち方でした。ジャパンダートダービーの時も既に結構すごかったですし、かしわ記念の時もそうでした。厩舎装鞍も試みたのですが、それでもそれが始まってしまったので、何とかしなければと思いました」と記者会見で話したのはノンコノユメを管理する加藤征弘調教師。
「人間は好きで取ったり、抜いたりすんだからいいが、お馬さんは『あれ？何？何すんの？やめてけろ〜』でいきなりだもんな。さぞかしビックリしたと思うぜ。バット！人に怪我をさせたり、自分が怪我をして競走馬生命どころか命自体も危なくなる可能性があるなら、処置する方がいいに決まってら〜ね。去勢手術後はすっかり大人しくなって、『これで本当に走るのか？』と周りを心配させたが、『JBCクラッシック』でそれなりの競馬が出来てホッと胸をなぜ下ろしたと云うのだからまずは良しだろう。問題は大幅に減っていた馬体がどれぐれえ戻ってるかだろうよ」とマスター。
尾張名古屋ダートの頂上決戦『チャンピオンズカッブ』
鞍上は、つい先日ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）で１６年ロンジンワールドベストジョッキーを受賞したムーアJなら文句はない。
「俺ぁ〜、今回は好みじゃねえがノンコを応援する。去勢手術前の後方一気は気性難が故の戦法だったんだろう。『JBCクラッシック』を見る限り、もう少し前目に付けれるばすよ。ならば馬場の真ん中から外目に出して鬼脚が炸裂する場面があんじゃねえかな。単勝1万！複勝9万。締めて10万でいてこます」との宣言だ。
マスターは、男の子でも女の子でもなく、どれだけ活躍しても子孫を残すユメが叶わぬならば、せめてテッペンを取らしてやりたいようだ。
ムーアJ！宜しくお願い申し上げまス！
