日曜日、朝の報道番組『サンデーモーニング』
その番組の名物コーナーと云えば、野球評論家・張本勲さんの「喝!」「あっぱれ!」でお馴染み『週刊御意見番』である。
確かに野球に関しては、凄い成績を残し、それなりの造詣をお持ちであろうから致し方ないが、ほとんど知りもしない競技に関しても「喝!」
その毒舌振りには眉を顰める事がたまにある。
古くはサッカー界のレジェンド三浦知良さんに対して「もうおやめなさい」「(J2は)野球で言えば2軍だから、2軍で頑張ってもそんなに話題性がない」と発言。
テレビ局への抗議の電話がバンバン鳴った事もある(u_u)
今回は、第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会で11位に終わり、88回連続91度目の出場がならなかった中央大について、「内紛があるそうだから」と発言。
これに対し、中央大法科大学院教授で陸上部の部長を務める野村修也さんが、放送中、自身のツイッターに投稿し、「張本氏が、箱根駅伝予選会で敗れた我々中央大学陸上部について『内紛がある』と発言。まるでそれが敗因のように伝えましたが、全くの事実無根です。精一杯頑張った選手と大学の名誉を著しく傷つけるもので到底看過できません。訂正と謝罪を強く求めます」と反論。
テレビ局は公式HPで謝罪するも、本人は無視を決め込んでいる。
番組内で釈明するかどうかは別として、云いっ放しで、後は知らんぷりは卑怯であろう。
張本勲さん!ユーに「喝!」だ。
土曜日、「京都も東京のメイン『富士S』も難しい。新潟7Rの若手限定がいいんじゃねえか。力関係は歴然としている。啓太のリンガスウーノが断然で、相手も祥太のワキノハガクレ、一樹のイアペストでいいだろう」とマスター。
「伴ジョッキーは今年まだ4勝。加藤ジョッキーは28勝ですが、菊沢Jは6勝ですよ。寒くないですか?」競馬友達K君の発言に、「大いに寒い!昨日雪が降った札幌並みに寒ぃが、善臣大先生からの乗り替わり、ルメールやデムーロからの乗り替わりなら怖くて買えねえが…….啓太もここいらでいいとこ見せなきゃどうしようもねえだろう。祥太は小じっかりしてるから大丈夫だ!このワイドにしよう。3万ばかしでご機嫌伺いと行こうじゃねえか」と結論付けたのだが……..。
「4コーナーを回って直線!先頭はリバーコンサート!外からハートイズハート並んで交わした!外に切り替えてリンガスウーノ追い込んで来る!」
心配していた伴J、好発を決めて積極的な競馬。
3着以内は確実だが、腕達者で心配ないはずの加藤Jのワキノハガクレが後方で喘いでいる(~_~;)
「おい!祥太!何やってんだ!冗談じゃねえぞ!追え!追えよ!馬鹿野郎」とマスター悲鳴を上げている。
「ハートイズハート!リンガスウーノ!外からスナッチアキス!リンガスウーノ抜けた!スナッチアキスが追い詰める!リンガスウーノ!スナッチアキス!並んでゴールイン」
伴Jのリンガスウーノはさすがにここでは力が一枚上で見事に勝ち切ったが、ワイドの相手ワキノハガクレは13着。
後ろにはゴマスリオトコとシゲルムロアジと云う冗談みたいな名前の馬しかいないとは悲劇を通り越して漫画だ。
「祥太の野郎、ちょいと勝ってるからって調子乗ってんじゃねえか。前走2着の将雅のレース見てんのかね〜?ちいとばかし無理しても、そこそこの位置に付けなきゃダチカンだろう。あ〜あ、心配ぇしていた啓太が性根のあるレースをしたのによ〜」といい泣きが入っている。
もっともマスター曰く「祥太は乗れる。周りがよくみえてるぜ。若手の中では木幡の小せがれと、祥太の2人が抜けている。減量が取れてもいい仕事すんじゃねえか」なんだとか。
サンデーモーニングで連発される『喝!』は仏教用語で様々な意味があるが、『叱咤激励』と云う意味で、今回は加藤Jに「喝!」
どこぞの野球評論家とは違って、能力を買っているからこその「喝!」
次はマスターに儲けさせてやってくれたまえだ。
お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。
宜しくお願い申し上げます。