フィリピンのドゥテルテ大統領が大暴れである。
麻薬犯罪への厳しい対応を宣言し、既に2000人以上の麻薬犯罪者や、麻薬常習者が殺害された。
更に約60万人が殺害を恐れて警察に自首したと報じられ、フィリピンの刑務所はラッシュアワー並みの大混雑だとか。
ダバオ市長時代にも自警団による麻薬犯罪者の暗殺を黙認してきたとされ、人権団体やキリスト教のお偉いさんからブーイングのドゥテルテ大統領だが、今度は国際政治の舞台でも物議を醸している。
訪問先のChina北京で「軍事的にも経済的にもUSAと決別する」と発言。
これにはUSAが怒った。
国務省・カービー報道官は「ドゥテルテ大統領の『米国と決別する』という発言が実際、何を意味するのか説明を求めていくつもりだ。発言がどのような結果をもたらすか我々にはよく分からない」
非常に抑えた表現ながら、腹の中では「ユー!いい加減にしろ」と思っている事は想像に難くない。
ダイビング旅行で何度もフィリピンに行っているマスター曰く。
「Chinaの嫌われ具合は半端ねえよ。南沙諸島の問題もあるが、とにかくマナーが悪ぃの悪くねえのって…….。ホテルとかでも2人分のマニーしか払ってねえのに、一部屋に5人も6人も宿泊。朝食バイキングでは食べ切れないほど取って、山盛りモリモリ残して顰蹙を買っても平気の平左だ。あからさまにフィリピンを下に見てる所業の連発で、『アーユー チャイニーズ?』『ノー ジャパニーズ』と答えたら、『グッド!』と思いっきり握手される始末よ」なんだとか。
国民感情は明らかに、親JAPAN、親USAで、もしUSAと決別してChinaを選ぶような事になったら、いくらフィリピンの英雄と云われているドゥテルテ大統領でも無事では済むまいとの見立てである。
「マスターさん!いよいよ松本伊代で『菊花賞』ですね」と熊本天草出身◯原さん。
「おい!人のギャグを取るなって、何度云や〜判るんだよ〜。まあそれはいいが、軸をサトノダイヤモンドにするか、ディーマジェスティにするか、もう1週間以上悩んでんだ。かと云って二頭のワイドなんて日和った馬券じゃ〜、芦◯崇信幼稚園ひまわり組の真司君に笑われるしよ。レース振りなら安定しているサトノダイヤモンドだろうが、トライアル『神戸新聞杯』で、ミッキーロケットに詰め寄られたのを見せつけられると距離延長が不安で、ベストパフォーマンスは2000だろ。バット!ディーマジェスティは屋根がエビショウなのが厄だしよ〜。ディーマジェスティにルメールが乗りゃ〜自信満々サロン満なんだが」といい泣きが入っている。
「そうですね。まだどの馬も3000mは走った事がないので、判断のしようがないです」と競馬友達のK君。
「だよな〜、え〜い!あれこれ結論の出ねえ事を悩んでも仕方ねえよな。中間一頓挫があって一銭もいらねえと思った『ダービー』で、突っ込んで来たあの脚が忘れられねえディーマジェスティで行くか。万全の態勢ならマカヒキもサトノダイヤモンドもイチコロパンでオソボにしただろう。今回、仕上げ、臨戦過程に憂いがねえならやってくれるはずだ。◯原さん、オッズプリーズ」
「前売りで単勝3.4、複勝1.3〜1.7の2番人気です」
「結論!ディーマジェスティの単勝1万、複勝3万、三連複一頭軸で相手は内から、スタミナ無尽蔵康成のカフジプリンス、まともならルメールのサトノダイヤモンド、3着取りならお任せよついのレッドエルディスト、トライアルでサトノダイヤモンドを追い詰めたミッキーロケット、夏の上がり馬スグルちゃんのウムブルフ、『秋華賞』奪取で乗り乗りプリンスのレインボーラインの6頭15点張り。一目4千で単複と併せて10万勝負!」との宣言だ。
「マスターさん!ヨダレが……….」
「へへへ、サトノダイヤモンドが飛んだらズンナイ馬券になっぞ!」と早くも取らぬ狸の皮算用である。
その選択は正しいのか?
USAと決別してChinaにすり寄るフィリピンのドゥテルテ大統領じゃないが、「やっぱりUSAにしとくんだった!」いや、「やっぱりサトノダイヤモンドにしとくんだった!」なんて事にならぬ事を祈る。
蛯名J、アタマとまでは云いません。
3着死守、何卒宜しくお願い致しまス!