毎週、日曜日のお楽しみはNHK大河ドラマ『真田丸』
今週はついに石田治部VS徳川の合戦の火蓋が切って落とさた。
番組後半で「9月15日、石田三成率いる8万の軍勢は関ヶ原に陣を張った」と有働由美子アナウンサーのナレーションが入る。
石田治部が「いよいよだな」と云うと、大谷刑部吉継が「いよいよだ」と応じる。
さ〜!これから関ヶ原の一大スペクタクルが繰り広げられると思いきや、シーンが一転。
真田一族が徳川の小倅を撃退して、飲めや歌えの大宴会のシーンに。
真田昌幸も真田信繁も「ざま〜」と喜んでいるところに、上方の状況を見て来た忍びの佐助が登場。
「徳川方の大勝利でございます」
「………………….」
「石田治部様は行方知れず、大谷刑部様お討ち死に」
「…………….」
あまりの衝撃に、持っていた杯を落とす真田昌幸。
心中は「ま!まさか」であったと思う。
世は再び乱れ、それに乗じ甲斐、信濃をゲットしてやろうと目論んでいたのだから、そのショックたるや半端なかった事は想像に難くない。
たった1回の合戦で決着が付いてしまうとは、全く持って「ま!まさか」なのである。
「阪神10R『鳥取特別』キングカヌヌは、こんなところでチンタラしてる馬じゃねえ。スグルちゃんや、大作みたいに雄太が捲れば勝ち負け。間違っても3着以下はねえだろ『雄太貯金』100万超えが見えたぜ。24万8千を複勝に度胸一番張り付ける!」と宣言したマスターだったが………..。
「リードをキープ!アドマイヤシャイ!2番手オーケンゴールド!3番手コンセギール!」
スタートで少し安目を打ったキングカヌヌ、まるで行き脚がつかず堂々の最後方。
ニャンと!先頭とは10馬身以上離れているのだから、これはいくらなんでも厳しい(~_~;)
3コーナー手前から手を動かしながら進出を始めるがなかなか前との差が詰まらないのを見てマスター発狂状態だ。
「どりゃ!雄太!行け!押せ!捲れ!頼む!」
「4コーナーから直線!粘るアドマイヤシャイ!じりじりと迫るオールマンリバー!200を切った!3番手はオーケンゴールド!粘る!粘るアドマイヤシャイ!」
絶望的な位置からキングカヌヌが突っ込んで来るのがモニターの右端に写っている。
「雄太!差せ!差せ!差せ!いてこませ!」
渾身の声援を送るマスター、◯原さん、K君。
「追い詰めるオールマンリバー!しかしアドマイヤシャイがしぶとい!抑えて逃げ切りゴールイン!2着オールマンリバー!3着争いは大接戦」
「だ!ダメだ!4着だ」と悲痛な声を絞り出すように発したマスター。
24万8千円が鼻もかめないゴミと化した(≧∇≦)
「マスターさん!中谷J何やってんですか」
熊本天草出身の◯原さんが怒気を含んだ声で詰め寄る。
「あんな所からじゃ〜届く訳ないですよ」競馬友達のK君もそれに追随する。
「シャラップ!そんなこたぁ〜雄太だって判ってるよ。前半馬がどうにも行きたがらなかったんじゃねえかと思う。早めに無理やり押して捲って行くかどうかの判断は難しい。最後歩くのを覚悟の上ならそれもアリだろうが……….」
手打ちにしてやる!ぐらいは怒るのかと思ったが、案外冷静なマスター。
「これが競馬よ。お馬さんが何考えてるかなんて誰にも判らねえんだから仕方あんめい。人間の思惑通り走るなら誰も苦労しねよ。また次で取り返せばいいじゃん」と諭すように2人に云い聞かせたと云うんだから、ヤられ慣れている人間は図太いもんだm(._.)m
真田昌幸じゃないが、まさかの結末にも泣き言を云わなかったマスター!少し見直したかも(u_u)
皆様、お付き合いありがとうございました。
明日も続きます。
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