夏の『全国高等野球大会』にベンチ入りできなかった、県岐阜商と東邦の3年生の野球部員による引退試合が、8月31日愛知県の小牧市民球場で行われた。
県岐阜商は3年生18人が出場。
あえて背番号をつけず、すべての選手が出場できるよう指名打者制にし、九回表の県岐阜商の攻撃では、東邦の応援席から「G・I・F・U GIFUSHO!」と大きな声援が送られた。
この引退試合は、東邦の森田泰弘監督が県岐阜商の小川信和監督に、「レギュラーメンバーを支えてくれた控えの選手たちに花道を」と提案し、実現したそうである。
何ともハートウォーミングな話しなのだ。
「マスターさん!武豊Jですが4千勝にあと2つと迫りましたね。今週達成出来ますかね?」と熊本天草出身の◯原さん。
「そうよな〜、九州に台風が向かってるらしいぜ。土曜日は開催されても、日曜日はどうなるか判らねえ。豊大明神としたら土曜日の札幌で決めてえところだろう。乗鞍は10鞍もあるしよ。1番カッチいいのはメインの『札幌2歳S』で見事達成ってパターンだろうな。タガノアシュラは豊大明神にぴったしカンカンの馬だ。テンも早いし終いも小じっかりしてっからよ」
「でしたらタガノアシュラの単勝で勝負ですね!」
「まあ、そう慌てなさんなって。その前に〜3Rのメイショウトビザルがスタンバってる。この前はモレイラが3角から被せてくるキツイ展開で3着に沈んだが、今回は相手になりそうなルメールのトウシンダイヤも、康誠のストラーノも後ろから行く馬だから、まっこと!気楽な1人旅だ。単勝を1万、複勝を2万張り付けてみっか」
「前に行ける軽量のイチゴアミーラ、アーススピード、丸山Jのトリプライト辺りは怖くないですか?もし早めに被せて来たら(≧∇≦)」と競馬友達のK君。
「君は全く持って世の中の事が判ってねえ。原田和と瑠星だろ、そったらもん豊大明神のひとにらみで『へへ〜』てなもんよ。元気は26か?まだまだ鼻垂れ小僧だぜ、豊大明神に喧嘩売るなんざ〜100年早えよ。まあそう云う事だから確実に当たる。それをメインの『札幌2歳S』タガノアシュラの単勝に全額投入すれば、ちいとは儲かるだろう」とマスター。
レースが始まる前から取った気でいるとは、つくづく人間がおめでたく出来ている(u_u)
県岐阜商の先発した多和田昂輔投手は「夏は制球が定まらずにベンチ入りできなくて、悔いが残った。試合では、思い切り腕を振って投げられた。大学で活躍できるように練習を続けたい」とコメントした。
単なる花道に非ず、野球人生の通過点と云う事であろう。
もちろん我らが武豊Jも4千勝は通過点。
「よっしゃ!デケタ!豊!大雪山まで走ってもそのまま〜」マスターの雄叫びが響けば見事4千勝達成である(^O^)/