『HANABI』by Mr.Children
どれくらいの値打ちがあるだろう?
僕が今生きているこの世界に
すべてが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ
手に入れたものと引き換えにして
切り捨てたいくつもの輝き
いちいち憂いていれるほど
平和な世の中じゃないし
一体どんな理想を描いたらいい?
どんな希望を抱き進んだらいい?
答えようもないその問いかけは
日常に葬られてく
君がいたらなんていうかなぁ
「暗い」と茶化して笑うのかなぁ
その柔らかな笑顔に触れて
僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに
決して捕まえることの出来ない
花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい
誰も皆 悲しみを抱いてる
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう?
「当たる気がしねえ。日曜日はオメー達で考えて堅いレースを決めろ。ただし軸はルメールだ」
土曜日に足腰が立たないぐらいやられたマスターが予想放棄。
七転び八起きで大概の事には動じないのに、余程ショックだったと見えて膝小僧を抱えていじけている。
「スワ！お屋形様の一大事！」と、K君が推奨したのが東京8R、ルメールJのディスティンダリアとT・ベリーJのタイセイプレシャスのワイド。
「馬鹿野郎！そったら蚊の鳴くような声で来るか！ベリー！ベリー！ベリー！コンニャロ！差せ！差せ！差せ！プリンスじゃますんじゃねえ！ベリー！」
これが見事ハマった。
3万円張って、払い戻しが7万8千円。
ほぼ負けを取り返したと思いきや、公表出来ない負けがあるとかで………。
「よ〜し！ちょっくらいい風が吹いて来た。K君が忠義の証を見せてくれたから◯原さんも続けよ！」と気合いを入れる。
「マスターさん！どうしても買うんですか？」
「あたし前じゃねえか。8Rの儲けだけじゃ足りねえんだ。◯原さん自信の『ユニコーンS』で勝負する」
◯原さんの推奨は1.6ー1.9倍付く、ルメールJのストロングバローズと川田Jのゴールドドリームのワイド。
マークシートを塗り塗りしていたマスターが、「もう一枚マークシートよこせ！」
「え！ワイドだけじゃないんですか？」
「まあな、1.6じゃ追いつかねえんだよ」
（土曜日、幾らやられたの〜 汗）
ストロングバローズとゴールドドリームを1着、2着にリバース、3着には人気順でグレンツェント、ダノンフェイス、クィーンズサターン3頭の3連単6点張りとは……..(*_*)
◯原さんが怖い物でも見るような眼でマスターから後ずさりする、神戸元町ウインズ午後3時半過ぎ。
ルメールJと川田Jどちらかが3着を外すような事になれば大変な事態となる(~_~;)
「第4コーナーを回って直線！先頭はマイネルバサラ！楽な手応えでストロングバローズが交わして行く！その後ろは固まっているがゴールドドリームが差を詰めて残り400を通過！」
抜群のスタートから番手に付けたストロングバローズ、中段やや前目から押し上げて行ったゴールドドリーム。
この2頭が3着以内に来るのはまず間違いない。
「よっしゃ！デケタ！サンキューベラマッチ！それでいい」マスター余裕で一声。
「先頭はストロングバローズ！外からゴールドドリーム！そしてクィーンズサターンとグレンツェントが3番手から前を追う！」
「そのまま！そのまま！富士山まで走ってもそのまま〜」
「ストロングバローズ！ゴールドドリーム！2頭の一騎打ち！ゴールドドリームが交わした！交わした！1着ゴールドドリーム、2着ストロングバローズ！3着グレンツェント！」
まだ、確定もしてないのにダッシュで機械の前に並ぶマスター。
8Rの儲けだけでは損失補填が出来ず、ミスチルの「もう一回！」ならぬ「もう一丁！」で命拾いをした。
ほんと！どんだけやられてたんだよ〜(u_u)
下手くそ！シッカリせい！
皆様、お付き合いありがとうございました。
日曜日はいよいよ松本伊代で『宝塚記念』ですね。
マスター、久々に阪神競馬場に出陣するようですよ！
