『どうどうどっこの唄』by水前寺清子
勝った負けたとさわぐじゃないぜ
あとの態度が 大事だよ
すべる ころがる立ち上る
歩く たおれるまた起きる
どうどうどっこのひとり旅
水前寺清子ちゃんの唄みたいに、勝ったり負けたりなら上等だが、負けたり、負けたりでファンを絶望のどん底に突き落としているのが、マスターの応援しているオリックスバッファローズ。
13日も横浜DeNAに完封負け。
球団本部長が激おこぷんぷん丸で、「智弁学園より弱い」と吐き捨てたそうな。
福良監督は「不甲斐ないね。この二日間見に来てくれたお客さんにこんな試合をして申し訳ない。チームのみんながこの試合をどう思うかでしょう」と厳しい表情で語ったが、「アンタはどう思ってんだ!」と突っ込みの一つも入れたくなると云うもんである。
借金が13。
楽天が勝ったため、順位が入れ替わり堂々の最下位。
「勝ったり負けたりで5割をキープしてくれなんて贅沢は云わない。せめて1勝2敗ペースを守ってくれ!」がファンの偽らざる気持ちなのだ。
オリックスバッファローズは5割なんて夢の夢だが、土曜日キッチリ5割で馬券にしてくれたのがデムーロJ。
「今日の注目はデムーロよ。なんせ乗り替わりが6鞍もあんだぜ。どんだけ皆がデムーロに乗って欲しがってるか判るじゃねえか。4Rジェルミナーレなら間違いなく馬券になる!単勝2万、複勝3万、合計5万で勝負かけちゃる」と高らかに宣言した。
「直線に向いて先頭はジェルミナーレに替わる!残り200を切った!粘るロングハードに各馬殺到!」
5分のスタートから、出しながらサッと番手をキープしており合ったデムーロJ。
この辺りがそんじょそこらのジョッキーとは物が違う。
直線を向いたところでは、先頭のロングハードに並び掛け突き放すレースにマスター大きく頷いた。
「よっしゃ!デケタ!デケタ!デケマチタ!デムーロ、サンキューベラマッチョ!」
グリーンチャンネルをくわえ煙草で余裕の観戦。
「先頭はジェルミナーレ!2馬身!3馬身と突き放した!楽勝でゴールイン!」
「これでいいんだよ、これでよ〜。競馬はこうでなくっちゃいけねえ。簡単だね〜」
「マスターさん!おめでとうございます」
神戸元町ウインズの○原さんから、間髪を入れずお祝いが携帯に。
「まあな。俺も根性がねえから100回走ったら99回ジェルミナーレが勝つと判ってるのに、たった5万しか買えなかったぜ。あ〜あ貧乏はやだね〜」
勝てば官軍で云いたい放題なんだから、品格ゼロと陰口を叩かれているのもいた仕方ない(≧∇≦)
「Kです。おめでとうございます。10Rのダノンシーザーに転がすんですよね?」
「当たりめえだろが、あ、払い戻し出たぜ。5万張って8万9千かまあまあだな。『めでたさも 中ぐらいなり おらが春』てところか、ガハハハ」
と馬鹿笑いのマスターだったが、10Rのオッズを見て真っ青になるお話しは明日です。
しかし、土曜日10鞍乗って1着3回、2着1回、3着1回。
5割キープのデムーロJ、どっかの球団と違って大したもんだな〜(⌒▽⌒)