北新地競馬交友録

我らが安部ちゃんの支持率が急上昇している。
日経新聞の調査ではニャンと!56%と云うのだからびっくりポンであるΣ(゚д゚lll)
景気が急に良くなった訳ではない。
G7の議長国として、今後の世界経済の道先案内をした訳でもない。
理由はただ一つ、USAのオバマ大統領が広島に降臨してくれたからである。
そもそもこの話しは、日本側からの働きかけではなく、USA側からの突然の打診によって実現した。
その意図は『終わった大統領』とか『レームダック』などと揶揄されているオバマ大統領の、レガシーづくりだと云うのだから、ラッキー!チャチャ(^_^)
我らが安部ちゃんはつくづく強運なのである。

「71年前の明るく晴れ渡った朝、空から死神が舞い降り、世界は一変しました。閃光と炎の壁が…………….」で始まる17分にも及ぶスピーチは日本人の心を打った。
オバマ大統領は、アフリカ系、1960年代以降生まれ、ハワイ州出身者としてアメリカ合衆国史上初となる大統領である
ハーバード•ロー•スクール卒業のウルトラ秀才であるが、「全ての人は生まれながらにして平等であり、自由、そして幸福の追求する権利を持つ」という独立宣言を行ったUSAの理念を体現しようと、約8年に及ぶ大統領の職で悪戦苦闘して来た。
「………未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう」と締めくくったスピーチ。
顔に刻まれた深いシワ、白髪が随分と目立つ頭、「イエス!ウィ!キャン」とUSAの国民に訴えかけた時の颯爽とした面影とは隔世の感があるが……..いい顔になられたのである。

「マスター!見ましたよ」
「おめでとう!これでマスターの店も全国区ですね」
「タバートさんに足向けて寝れませんね」
「どこの凶悪犯かと思いました 笑」
「あの顔見たら、お客さん来ませんね〜気の毒に」
月曜日の夜、マスターの携帯に大勢の方からメールやLINEが飛び込んで来た。
その理由は、5月31日発売、競馬週刊誌『週刊ギャロッ○』の京都馬主協会会員タバート君が連載しているコラム『「○○だけど馬主」マイケル・タバート(外国人サラリーマン)』で、オーストラリアからお越しの競馬関係者を店にお連れしてくれた時のPhotoを載せてくれたからである。

「マスターさん!ギャロッ○立ち読みしました。おめでとうございます」と熊本天草出身○原さん。
「おい!何だよ!立ち読みって?買えよ!」
「だって720円もするんですから、年金生活者にはキツイです」
「ば!馬鹿野郎!それぐらい俺が補填すっから、そこいらのコンビニ回って買いまくれ!『ダービー』でちょっくら儲けたから20冊までは許可する」
「○原ラジャ!」

「マスター、載せて貰ったのはいいですが、顔がかなり怖いですよ」と競馬友達のK君。
「まあな、あん時はまさかギャロッ○に載ると思わなかったからよ〜。タバート君におねだりしてスタッフと3人でおシャンパンを3本も開けちまった後でさ、人格崩壊してんだから仕方なかんべ(≧∇≦)」
「新しいお客さんが来てくれるか微妙ですね」
「たわけ!そったら事期待してねえよ。馬主さんや、競馬関係者、競馬ファンが集うスペースを、頑張ってやってます。その事のアピールが出来ただけで充分よ!俺は誇りに思ってんだ」と云う事らしい。

顔面凶器とも云えるマスター、お酒のせいなのか、生まれつきか、はたまた馬券でやられ過ぎて…….、それは定かではないが、「もうひと踏ん張りして続ける」との決意を新たにしたに違いない。
天下のUSA大統領を引き合いに出したらお叱りを受けるが、よく見りゃ味がある顔と云えない事もない。
奇特な方は一度脚をお運びくださいませだ!

皆様、お付き合いありがとうございました。
明日はいよいよ松本伊代で、『ダービー』マスター!燃えます。