北新地競馬交友録

ちょこまか!ちょこまか!

『2016リオデジャネイロオリンピック』の出場権を賭けた各競技の試合が佳境に入っている。
先週盛り上がったのは、女子バレーボールの『五輪世界最終予選兼アジア予選』
2セットづつを取り合って最終セット、タイ相手に『火の鳥NIPPON』がリードされて大ピンチである(≧∇≦)
ここで負ければ、オリンピック出場が遠のく正念場。
「サオリン!決めろ〜!」
自他共に認める、北新地イチ女子バレー好きのマスター、お店でお客さんと大絶叫だ。

50半ばを優に過ぎたおっさんが女子バレーを必死で見るのは、傍から見ればかなり気持ち悪いものがあるが、本人はテンデ気にもしていない。
女子バレー好きになったのは、その昔のサラリーマン時代、世界のトップスポーツメーカーの社内報で、当時全日本のエースと云われていた、大林素子ちゃんのインタビューをした時からだとか。
180センチを越える長身ながら、仕草や話す事は正真正銘の女の子、いや乙女だったそうな。
イチコロパンで、「こんなに背が高くて恥ずかしい」口に出しては云わないものの、そんな気配を漂わす大林素子ちゃんのファンになり、以来女子バレーを応援するだけでなく、「背の高い女に悪ぃ人間はいねえ!」が持論のマスターなのである(^_^;)

「『オークス』も当てたいですね。やはり『桜花賞』でハナ差の大接戦を演じたシンハライトですかね?」と熊本天草出身○原さん。
「そうよな〜、力があるのは認めるが、1600までしか走った事がねえし、なんせチンマイだろ。2枠3番も気に入らねえ〜な。揉まれて弾かれたらひとたまりもねえよ。どちらかと云えばチェッキーノの方が馬格もあるし7枠13番ならスムーズなレースが出来るはず。まあ〜差し脚なら五寸だからその2頭を1着に据えて.相手8頭の3連単144点張り各300で4万3千と200か?中途半端だから、ここんとこお世話になってる謙一と圭太、シンハライトとチェッキーノのワイドを6千800、締めて5万でいてこます!」と宣言した。

「第4コーナを回って直線に向かいます!シンハライトはまだ後方!ここで先頭は代わったか?エンジェルフェイス!エンジェルフェイス!残り400mを切った!ビッシュが追い込んで来る!アットザシーサイド!ペプチドサプル!坂を登った!ビッシュ!ビッシュが先頭!大外からレッドアバンセ!そしてチェッキーノ!」
目っこを入れていたチェッキーノが差して来たもんだから、マスター興奮状態に突入!
「圭太!差せ!差せ!圭太!いてこませ」
「先頭はビッシュ!ビッシュ!あいだからシンハライト!シンハライト!シンハライトだ〜!ゴールイン!2着チェッキーノ、3着ビッシュ!」

取りガミ上等!福島上等カレーのマスターの馬券。
1着のシンハライトと2着のチェッキーノはあるが、3着のビッシュは買っていない。
まさか18頭中10頭も買って外れるなんて……(´・Д・)」
「マスター、デムーロJのビッシュは買わなくていいんですか?」レース前に競馬友達のK君に云われた返しが、「なぬ?プラス12kgで416だろ、いくらデムーロでもそったらホビットみてえな馬買えるか。ポニーの競争じゃねえんだ!」と一蹴。
そのホビットちゃんが来てしまったのだから、馬券は惜しくもなんともない。

余りで買ったワイド6千800円は的中したが、5万円買って1万3千6百円の払い戻しで、堂々のガミ興行を打ってしまったマスター。
「あったま来たぜ!なんだあのチンマイのは、ちょこまかちょこまか走りやがって!」
「でも4着のジェラシーも買ってませんからビッシュがいなくてもアウトでしたね」
「この野郎!俺に喧嘩売ってんのか。あ〜ん(♯`∧´)」

女子バレー『火の鳥NIPPON』の選手も街中で見たら大きいが、ブラジルを始めフォーリナーの選手に比べたら、平均身長で10cmは低い。
『山椒は小粒でピリリと辛い』で頑張れ!日本チャチャチャ!
ビッシュみたいに頑張れチャチャチャだ!

皆様、お付き合いありがとうございました。
いよいよ、『日本ダービー』がやって来ます。
『オークス』で大ハズレのマスター、どうやら心に期す物があるようです。
お目汚し宜しくお願い申し上げます!