先日、京阪神の百貨店の営業数値が発表された。
中でも目を引くのはインバウンドの占める比率に大きく差があり、それが業績に影響している事である。
堂々の1位は『大丸心斎橋店』
15年度は全売り上げの19・6%がインバウンド。
約2割が、何を話しているかまるで理解出来ないChinaの『爆買い』だというのだから、びっくらぽんである。
売り場も南館は地下を除く全フロアをインバウンド専用に衣替え。
家電、化粧品、時計、薬、日本茶などが並び、店員と外国人客が話す中国語が館内を飛び交っているんだとか。
「もう〜ドケチの日本人なんか相手にしてられまへんで」浪速の商人は利に聡いのだ。
片や同じ大丸でも神戸店の15年度インバウンドの比率は僅か1・9%。
こんなに差がついた理由として挙げられているのが、入出国拠点である関西空港から大阪の南にある『大丸心斎橋店』が近いことで、帰国直前に大量に買い込むんだそうな。
多くの神戸の人間は、「何方にお住まいですか?あ〜大阪ですか、大阪ね(≧∇≦)」
京都人ほどではないにしても、大阪を見下す傾向が強いが、実態は大負けなのである。
何処に店を出すかで大きく数字が左右される。
「神戸は静かでいいですよ」なんて余裕をかましてる場合ではないのである。
「マスターさん、今週は狙いのレースありますか?」と熊本天草出身◯原さん。
「どもならん。こんだけ外れまくると一回休もうかと…………」
「マスター!双六や人生ゲームじゃないんですから休みなんてありませんよ。負けた分は取り返さないと。それにマスターから競馬を取ったら何が残るんですか?何もないでしょ!何も」
「………………..」
競馬友達K君からディスられて、普段ならかかと落としか、黄金の右が炸裂するんだが、下を向いてうな垂れてるとは情けない( ̄(工) ̄)
「土曜日の『福島牝馬S』は何が来るか想像も付かねえ。考えるだけ無駄だ。かと云って京都のメイン『彦根S』も勝ってもおかしくない馬がヒイ、フウ、ミー、ヨー、イツ、ムー。アン、ドゥ、トゥロア、サンク、シス……。やっぱ今週は休む」
「何云ってんですか!ダートの先行馬で鉄板を探すんでしょ。そう云ってたじゃないですか。大体が3週負けたぐらいでなんですか、うん十年負け続けてるんですから、どおって事ないですよ」
K君にディスられ続けて、流石にマスターも切れた。
「買や〜いいんだろ!買や〜よ。福島3Rは祥太のショークールと雄一のナポレオンズワードの一騎打ちだ。スタートを決めてガッチリ折り合いさえ付けば祥太がオイデオイデの楽勝だが、雄一も末がシッカリしてっから、1完歩、2完歩目さえ気を付けりゃ〜番手から逆転まである。後は一山ナンボの弱面で、うめえ所に店を出したぜ!てなもんよ。ショークールとナポレオンズワードの馬連、ワイドを各1万。3連複その2頭軸、相手は内から禎仁 のテイエムクック、幸ちゃんのフォルテミノル、元気のヤマタケジャイアン、拓弥のシゲルシマダイの4頭に一目5千円づつ。3連単ショークールとナポレオンズワードの2頭を1着2着にリバース掛けて、相手は3連複の4頭に、初出走でもひょっとしたらひょっとする皇成のサトノスピードオーを加えて10点張り一目千円だ。併せてナンボない?5万か!上等じゃねえかいてこます」
「マスターさん!あまり無理はしない方が」と心配する◯原さんに、「バッキャロ!俺の先祖はChinaから来たんだ!爆買いのイーさんよ〜」
(ホントかな〜 笑)
「………………」
ディスってマスターのハートに火を付けてしまったK君の顔色が悪い。
馬券が外れた事態を想像するだけでマジカル恐ろしいのだ((((;゚Д゚)))))))
マスターが『大丸心斎橋店』顔負けのいいレースを選択したと云う、ショークールとナポレオンズワード。
大丈夫なんだろうか?
加藤J、柴山J宜しくお願い致しまス!