北新地競馬交友録

環境問題

連日ワイドショーで報道されているバドミントン選手の違法賭博問題。
協会が10日、東京都内で緊急理事会を開き、違法カジノ店で賭博をしたことを認めた選手に対し、無期限の競技会出場停止や永久追放の処分を発表した。
更に合法の国においても選手のカジノへの出入りを禁止。
茶髪やアクセサリーを身につけることも禁止すべきであるとの意見まで飛び出したと云うのであるからびっくりポン!である∑(゚Д゚)
(まるで出来の悪い女子校だ〜)
併せて、日本代表の合宿でコンプライアンス研修を行い再発を防ぐと云う。
違法ガジノは論外だが、こったら人間の自然な欲求を押さえつける方法で、全てが解決出来ると考えているとこが、オメデタイと云うしかないのだ。

先日NHKで放送された『武井壮の鉄人列伝』に豊大明神が登場。
アスリートでもあるタレントの武井が、競馬界で数々の大記録を打ちたてたレジェンド豊大明神に迫るという素晴らしい!番組であった。
番組では、豊大明神を少しでも理解すべく武井が乗馬に挑戦。
鞍やあぶみ、姿勢もふくめ、馬にいかに負担をかけずレースに臨んでいるのかをレクチャーされていた。
豊大明神の名勝負数え唄まで飛び出す濃い内容だったが、後半のインタビューがこれまた良かった。

そのインタビューの中で「さすが日本の至宝だ〜」感服したのが、「いい馬に乗ることが勝利においては重要なのでは」との武井の質問に……。
「たくさん勝つと『いい馬に乗ってる』とはよく言われる」と認めた上で「それは違うと思う」とはっきり明言した。
「いい馬に乗る環境を作るのがジョッキーなのです」と。
レースそのものだけでなくレース前からスタッフやオーナーと関係を作り、期待に応え続けることの重要性に言及したのである。
いい結果はいい環境から!数々の修羅場を体験した豊大明神の発言には重みがある。

全てが雁字搦めの窒息しそうな環境で、バトミントン選手は元よりアスリート達がいい成績を残せるとはとても思えない。
それは『東洋の魔女』大松監督の時代の話しで、今は情報がナンボでもある現代っ子が相手なのだ( ̄(工) ̄)
「おい!賭け事が好きな奴はいるか?いたら正直に手をあげろ!」
「はい。はい。はい」
「よ〜し!おめー達の気持ちはよ〜く分かった!これだ!」
JRAの発行している、競馬入門の小冊子でも配ってはどうだろう。

「タイム!」
「どうした?」
「監督『皐月賞』は何が勝ちましたか?」
「リオンディーズだ!2着がサトノダイヤモンド」
「よっしゃ!取った〜。さっさと相手を片付けてリプレイ見るか!」
なんて事はないだろうが(≧∇≦)
お上お墨付きの素晴らしい賭け事が競馬。
携帯一つで買えるんだから。
違法賭博の非を延々聞かされても欠伸の一つも出るのが関の山だし、賭け事が好きならそれはそれでいいんじゃないかと思う。
無闇矢鱈に締め付けるのではなく、選手がノビノビと競技に頑張れる環境を整えてあげて欲しいと切に思うのだが………。

「俺は競馬が大好きだが、誰にも迷惑掛けてねえぜ。それどころかお国に税金まで万度収めてんだ!文句あっか」と嘯くマスター。
来た!来た!来たよ〜『皐月賞』が。
今週こそ、頑張れマスターだ!