北新地競馬交友録

信じる者は騙される

来年の消費税増税に関しての動きが慌ただしい。
先日は安部ちゃんに、ノーベル経済学賞受賞者、コロンビア大学・スティグリッツ教授が、「今、消費税を引き上げることは(景気を)誤った方向に導きます」とレクチャーした。
前回の5%から8%への増税が、消費マインドを冷えこました事を教訓とすべきだと云うのだ。

よくぞ!云ってくれたと思うが、これに対する某政党のお偉いさんの発言には驚いた。
「消費税増税を先送りすれば、それはアベノミクスの失敗を意味する」とは∑(゚Д゚)
消費税とアベノミクスはまるで関係がない。
アベノミクスが成功しているかどうかは、首を傾げざるを得ないが、ご存知のようにアベノミクスとは、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢である。
まるで筋違いの批判なのである。

そもそも論で云うならば3党合意で決めた消費税10%への増税。
使い道が軽減税率の導入云々で、当初の約束とは違う等々理由を付けて反対し出しているが、自らも賛成した事である。
前出のアベノミクス云々の発言が本気なら、頭のレベルを疑わざるを得ないが、もちろんそんな事はない。
どうせ馬鹿と舐めている国民を反安部ちゃんへ誘導する為なのである。
過去政権運営能力で味噌を付けて、またまたこんな事を云い出すようでは、どうにも信頼出来ない。
USAやユナイテッドキングダムの2大政党での政治の枠組みへの道は、前途迂遠と嘆くしかないのである( ̄(工) ̄)

「マスターさん!今週は3日間も競馬があって嬉しいです」と熊本天草出身◯原さん。
「おこずかいでチマチマ買っている◯原さんは嬉しいだろうが、毎週死ぬ気で馬券買うしか生きる道がねえ俺はゾッと!するぜ。生きた心地がしねえもん。旅に出て正解だ」
「よく云いますよ。どうせあれ買え!これ買え!腹は揺れてないか?なんてひつこく連絡してくるんでしょ」と競馬友達のK君。
「まあ〜な。第一おめ〜達も俺の予想が判らないと、おとろしくて馬券買えねえだろ。なんせ一日最低3時間。競馬の前日は5時間もかけてスタディしてんだからよ」と胸を張っている。
若い時、それぐらい真面目に勉強していれば、毎週死ぬ気で馬券を買わなくてはいけない境遇になる事もなかった事が判っていないのである(笑)

「土曜日の重賞は『ファルコンS』ですね。何を買うんですか?」
「実績ならシュウジが断トツだろう。闘って来た相手がまるでちがうぜ。『皐月賞』『ダービー』でも人気上位3頭間違いなしリオンディーズ。レースセンスならNO1エアスピネルだかんな。こったらメンバーに負ける訳にゃ〜いくまいが。バット!バット!バット!屋根が寒い」
「先週『中山牝馬S』でマスターが応援してブービーになった岩田Jですね」
「30年以上競馬やってっけどよ〜。複勝買ってケツ2なんて初めての経験よ。山口百恵ちゃんの歌じゃねえってんだ!信頼出来ねえよ」

「確かに、あれは酷いレースでしたね。前で頑張ってこその馬なのに、3角で自ら位置取りを悪くして下がっていくんですから」
「あったら乗り方すんなら菜七子にでも乗せとけよ!てなもんだ。今の康誠は信じるに値しない。信じる者は騙されるだ。調教師も頭から湯気出して怒ってるぜ」
「マスターさん聞いたんですか?」
「いや、多分そうじゃねえかと。今度調教師と仲のいい、京都馬主協会会員S理事に探りを入れるつもりだ。そんなこんなで買うなら1400のスペシャリストで、左回りドンと来いのトウショウドラフタにする。こったらレースでシャカリキに買って火傷したくねえから、複勝3万ばかしでご機嫌伺いと行こうじゃねえか」

どっかの政党じゃないが、屋根が信用出来ないと断トツ人気の実績馬シュウジを嫌ったマスター。
田辺J宜しくお願い致しまス!