宮崎謙介衆議院議員の噴飯物の騒動に関して、海外のメディアがその対応の速さを、皮肉たっぷりに報道している。
この騒動の分析も判りやすい。
育休への議論を喚起しその制度を国民に定着させるため、批判にさらされようが、自らがトップランナーとして先頭を切ると高らかに宣言。
その実、家族制度で1番大切であろう信頼なんて知った事かと、妻以外の女性にアプローチをしまくり快楽を飽くことなく追求していた。
その表の顔と裏の顔との余りにも大きな隔たりが、反感を買ったのであると。
更に35歳にして衆議院議員。
高身長でそれなりの美男子。
年収2000万以上で、勝ち組と云える境遇での遊び放題。
これが、平均一ヶ月のおこずかい4万円JAPANのお父さん達のルサンチマンを激しく呼び起こしたに違いないとも。
ルサンチマンとは、デンマークの思想家セーレン・キェルケゴールにより確立された哲学上の概念だ。
弱者が強者に対して、憤り・怨恨・憎悪・非難の感情を持つことを言う。
JAPANのお父さん達も遊べるものなら遊びたいのである(笑)
「よし!縁の出来た中谷雄太の乗るレースの馬券を買って儲けようぜ。馬券共同購入だ。俺とK君は2万づつ、◯原さんは1万でいいや」と5万円で『雄太貯金』を強引に設立。
「これがダメなら往生するしかあんめい!」一時期はゼロになる危機を迎えながらも、年末の『朝日フューチュリティ』シャドウアプローチで大儲けし、以後連戦連勝でニャンと!5万円が50万4千円まで増えた。
買うか買わないかの決定はもとより、券種、金額も全て仕切るマスター。
イングランドの王様も仰け反るぐらいの絶対君主で、競馬友達K君、◯原さんにとっては完全な強者なのである。
「3コーナを回った!ジェットが捲り気味先頭をうかがう!」
得意の捲り戦法で上がって行くはずの中谷Jローザズカレッジはまだ中段馬群の外目。
「なにやってんだ!雄太!捲れ!捲れよ!この野郎!冗談じゃねえぞ!」
マスター、床を踏み鳴らして怒声を発している。
「残り200を通過して、コスモラヴモアとマイネルボルソーの争いですが、外からはタイキオールブルー!内はトミケンシェルフ!先頭はコスモラヴモア!2番手はマイネルボルソー!それにトミケンシェルフが接近した!10番コスモラヴモア!コスモラヴモアがゴール」
マスターが土曜日、小倉9Rローザズカレッジの複勝に張り付けた『雄太貯金』5万4千円の馬券が鼻もかめない紙っきれになってしまった( ̄(工) ̄)
「全く持って持って頭来るぜ!何で雄太は捲らねえんだ。5着なんて一銭にもならねえじゃねえか。いっそ最下位にでもなりゃ諦めも付くが…….な〜◯原さん」といい泣きが入っているが、◯原さんも、K君も完全にシカトを決め込んでいる。
2週間前の中京9Rのケイリンボス。
「ルメールで勝負掛けて勝てねえもんが雄太で勝てるか!」K君の進言を一蹴するも1着に来られて、「いや〜競馬は何があるか判らねえな〜」と頭をポリボリ。
同じく中京最終12Rのコートオブアームズ。
「ディープの子供がみんな走る訳じゃねえんだ。来る訳ねえよ」
これが最後方から驚異の差し脚で3着(≧∇≦)
「マ!マジカル!俺は夢でも見てんのか?」
自称中谷Jを語らせたらJAPAN1に疑問符がつけられていたところに、ローザズカレッジが敗れた。
「俺様はオメー達よりゃ数百倍馬券が上手い。黙って云う事聞いてりゃいいのよ」
◯原さんとK君に日頃威張り散らしているもんだから、2人のマスターを見る目は、宮崎衆議院議員を非難するJAPANのお父さん達と同じ。
ルサンチマンに満ち満ちている。
そして、日曜日、悲劇がマスターと全然愉快でない仲間達を襲う。
お話しの続きは明日です。
皆様、引き続き宜しくお願い申し上げます。