「見ざるカチカチカチ聞かざるカチカチカチ云わざるカチカチカチ参加せざるを得ないカチカチカチ。参加せざるを得ない。モンストするなら4人が熱い！引っ張りハンテング！モンスターストライク！」
一世風靡したSNS『mixi』
一時は猫も杓子も『mixi』であったが、いつの間にか『Facebook』に取って変わられ、会社の業績はボロボロ。
このまま沈みゆく船になるかと思いきや、救世主が現れたのである。
それが携帯ゲームの『モンスターストライク』
このゲームがどん底の業績を回復させ、株価をドン！と引き上げた。
『参加せざるを得ないカチカチカチ』ゲームがモンストなら、競馬は『きさらぎ賞』である。
「マスターさん、相変わらず寒いですね。家を出るのが億劫になりますが、神戸元町ウインズに来たら血がたぎってあったかくなります」
「いいよな〜◯原さんは、3千円ぽっちで興奮出来るんだから、神は貧しい人間もお見捨てにならねえって事かね〜。今週は2場開催でイマイチ気分が乗らねえが、これだけは見ねえといけねえのが、『きさらぎ賞』よ」
「サトノダイヤモンドとロイカバードの5億円対決ですね！」
「あたりきしゃりき、ブリキのおもちゃよ。バット！この2頭で決まるかね〜。俺あ〜、そんなに競馬は簡単じゃねえと思ってんだ。ルメールのサトノダイヤモンドは、500万下のラスト２Ｆ11.5秒－11.3秒のラップが3歳馬離れしてるぜ。この時点での完成度ではピカイチよ」
「ロイカバードはどうなんですか？」
「う〜ん(￣(工)￣)豊大明神だが、新馬戦の負け方がな〜。サトノダイヤモンドにイチコロパンでやっつけられちゃったもんな〜。それなら一戦一勝デムーロのロワアブソリューで何とかなるんじゃねえかと。前走、スローで折り合ってラスト33.8と楽勝でまとめた辺りは只者じゃねえよ。屋根も任せて安心◯東建宅！イタリアの至宝様だしよ」
「マスターさん、馬券の種類と金額は？」
「◯原さんオッズプリーズ」
「単勝8.9、3番人気。複勝は1.4ー5.7です」
「サトノダイヤモンドとのワイドは？」
「2.2ー3.9です」
「上等！上等！福島上等カレーよ。単勝は厳しいと思うが、おまじないで1千円。複勝1万9千円。ワイドに1万。締めて3万両でご機嫌伺いと行こうじゃねえの」
「マスターさん、東の重賞『東京新聞杯』はどうしますか？」
「ば！馬鹿野郎！あったらレースは俺っちみてな貧しい人間が手を出すレースじゃねえよ。ダノンプラチナが人気のようだが、勝っても全然ビックリもしねえ馬が内から、グランシルク、スマートレイヤー、ダッシングブレイス、トーセンスターダム、テイエムタイホーと4〜5頭はいる。特に、どっかの馬鹿な元野球選手がとっ捕まっただろ。テイエムタイホーなんて人気がなくても怖えんじゃねえの？逮捕しちゃうぞ！なんちゃって（笑）」
全然面白くないのに、自分で云って、自分で受けているマスター（≧∇≦）。
能天気なのである。
『きさらぎ賞』は今年のクラッシックを占うレースである。
少頭数で力関係も判断しやすい。
モンストじゃないが、参加せざるを得ないレース。
『東京新聞杯』は何が来てもおかしくない。
参加してはいけないレースらしい。
デムーロJ3着死守で宜しくお願い致しまス！
