「STAP細胞はありま〜す」
一連の騒動について、これまで沈黙し続けてきたオボちゃん事、小保方晴子ちゃんが、初めてその胸の内を告白した手記『あの日』が発売された。
『池に落ちた犬は叩け!』マスコミの旗振りで、袋叩きにあったオボちゃん。
科学の事はまるで判らないが、「オボちゃんは悪ぃ人間じゃねえ」とマスター。
盲目的と云われようが、一貫して擁護の立場を貫いている。
『昭和枯れすすき』byさくらと一郎
貧しさに負けた いえ世間に負けた
この街も追われた
いっそきれいに死のうか
力の限り 生きたから
未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき
なんて、オボちゃんは尻尾を巻いて逃げる事はしないのである。
「可愛い顔してババン!バン!」
不死身なのだ。
「マスターさん、明日は東西で面白い重賞が組まれてますが、どうするんですか?」
「『根岸S』は、モーニン、モーニン、君の朝だよ。モーニン、モーニン」
「懐かしいですが、それも云うならモーニング!モーニング!君の朝だよ。岸田智史でしょ」
「ガハハ、バレたか。さすが◯原さん伊達に歳喰ってねな。俺ぁ〜モーニンがド鉄板だと思うが、イマイチ買う気にゃなれねえ。『シルクロードS』の方に気がある馬、いや騎手がいんのよ」
「浜中Jでしょ」
「判ってんじゃねえか!ご名答だ」
「おっと!直線に入って2頭が大きく逸走。マーキークラブとアルセナーレが外ラチに…….」
目を覆うばかりの落馬事故に浜中Jが遭ってしまった。
大きく放り出された姿を見て「こりゃ〜大変だ!」とマスターも真っ青。
怪我の具合がネットで配信されるまで、気もそぞろで競馬どころじゃなかったのが、24日の日曜日の事である。
『浜中J、川崎記念に騎乗予定!』
運動神経の塊!
筋肉が柔らかい!
色々、マスコミや巷の競馬ファンから云われているが、とにかく良かったの一言。
その『川崎記念』では、アムールブリエに跨がり3着を確保するとは、さすが我らの浜中Jである。
バット!落馬に合うと、身体は問題がなくても、ハートに陰を落とす事があると、昔から云われてもいる。
この土曜日は6鞍に乗って、一頭も馬券に絡まなかったのも事実だ。
ひょっとしたら精神的なダメージが…….。
「 スグルちゃんのダンスディレクターに賭けてみてえ」
「マスター!ビックアーサーが断然でしょ。なんせ屋根が藤岡JからデムーロJに乗り替わり。調教も問題ありません。気になるのは大外に入った事ぐらいですが、これぐらいハンデがなきゃブッチ切ってしまいますよ」と競馬友達のK君。
「シャ!シャラップ!そんな事ぁ芦屋山◯幼稚園のキッズ達でも判からあね。スグルちゃんがとんでもねえ目に遭って、それを跳ね返せるかどうかの瀬戸際よ。ここで応援しなきゃどうすんだ。俺の矜恃が許さねえよ」と、どっかの辞任した大臣みたいな発言。
「1枠1番はいいが、スタートが良くねえ馬だから、そいつが心配と云や〜心配だ。後はスグルちゃんがガツンと突っ込めるかどうか?それに全てが掛かってる。今日、雄太で儲かった1万5千円を複勝に張っつけようと思う」
「浜中J頑張って欲しいですね」
「そうよ!明日はビックアーサーじゃねえ。勝っても負けてもダンスディレクターとスグルちゃんに注目よ」
復活の狼煙を上げたオボちゃん。
果たして精神的ダメージを跳ね返せるのか?
そんな事に想いを重ねての応援馬券。
浜中J!頑張れ!